この記事には、大量のネタバレが含まれています。
2話と3話の感想・あらすじ・オススメ記事も追加していく予定です。
原作・ペトス
監督・安藤良
制作・A-1 Pictures
キャスト
高橋 鉄男・諏訪部順一 小鳥遊ひかり・本渡楓 町 京子・篠田みなみ 日下部 雪・夏川椎菜 佐藤 早紀絵・日笠陽子 小鳥遊 ひまり・Lynn 佐竹 裕介・小林裕介 宇垣・津田健次郎 クルツ・雨宮天 相馬・花江夏樹
放送情報
TOKYO MX (土)24時00分~
MBS (土)26時58分~ BS1124時00分~
群馬テレビ (土)24時00分~
とちぎテレビ (土)24時00分~ 【第2話】1月14日(土)24:25~ ※25分遅れ
AT-X 24時30分~ ※リピート放送 毎週(木)16:30/(日)18:30/(月)8:30 ※放送開始日・放送日時は変更となる場合がございます。予めご了承ください。
Amazonプライム・ビデオにて毎週土曜深夜より独占配信
■1話感想
『亜人ちゃんは語りたい』は、人気コミックスが原作です。2巻まで楽しく読んでいたので、アニメ化を楽しみにしていました。
結構な量のアニオリが追加されています。3割以上は、オリジナルだったんじゃないかな?
原作が4巻までしか出ていないので、そのまま消化するとすぐに終わってしまうから、水増ししているみたいですね。24分間の放送が円滑にみれるように、との配慮もあるんでしょうけど。
原作未読組の反応は、おおむね良いみたいです。
違和感のない改変というか補完だと思ったので、僕的には問題なかったんですけど、皆さんはどうでしたか?
□高橋先生
高橋先生は、やっぱりデカい。ヌボーっとしてて、黙って立っていると変な迫力がありますね。
そして彼には、ちょっと変わった一面もあります。
1話では、問題になる事を全く恐れず、教え子に性的な話題を振っていきました。
高橋先生「何だか、エッチっぽいな」
高橋先生「血を吸う行為はある程度[性]を想起させる表現で、同姓で妄想するのは冗談で済ませるけど、異性に対してはまだ引け目があるかなぁという事か」
女子高生相手に、真顔で何言ってんだかw しかも、人気のない場所、あの風貌でですよ?
この後にヘラヘラ笑いながら、あぁそうだ、バンパイアちゃんは、お年頃なのだと内心で呟きます。
うーん、事案発生だな。
高橋先生が、なぜ亜人に興味を持っているのかは、まだ分かりませんね。今回は、紹介回だから仕方ないですけど。
声優の配役は、ピッタリはまってました。他の人も合っていたけど、特に高橋先生と町の演技が良かったです。
□バンパイア・小鳥遊ひかり
バンパイアに月一で血液が届けられるなど、モノローグで説明されたとおり、亜人への支援制度が整ってます。ただ、市民権は得ているんだけど、『普通の人』扱いはされてませんね。
まぁ、亜人と一口に言っても、バンパイアとデュラハンじゃ、扱いに差が出てくるんでしょうけど。
高橋先生「血に頼らず生きてるバンパイアもいるっと…。そういう人たちの事を、どう思う?」
ひかり「どうって…、スゲェなぁって」
ひかり「ベジタリアンっているじゃない? 肉食べないで生きてるんだって。どう思う?」
高橋先生「どうって…、スゲェなぁって」
なるほど。同じ事なのかw
ただ、血を吸いたいという欲求は、それなりに強いみたいですね。
ひかりは、メインヒロインなんだろうか。それとも、メインとかサブとかはないんだろうか。
彼女は他のデミちゃん達に、性質の事で気を使わずに話しかけてたり、気軽に絡んでいました。お調子者だけど、嫌みのないムードメーカーといった感じです。表情もコロコロ変わって、魅力的。同級生を保健室に連れていったりと、性格もいい。
アニメーションや声が付く恩恵を得やすいキャラ造形だから、かなり人気が出そうだ。
□デュラハン・町京子
高橋先生「生徒の具合ぐらい、顔見れりゃ分かるさ」
ボォオオオォォォオオオォォォオオオッッ(首から炎上中)
ほら、先生。はやく判断してみてよ?w
亜人は体質だと考えられてるみたいだけど、デュラハンだけは程度が違いますね。なんといっても、首が胴体と離れてますし。
場面転換後、町がクラスメイトと喋っているシーンをいきなり見せられた時には、すごい違和感がありました。やはり、映像と静止画は違いますね。
デュラハンの町は、食べ物をどこで消化してるんだろう? 口に入れて食べるだけで、体の方に栄養がいくんだろうか?
手を触られた事が、頭のほうでも分かるみたいだし。
ふしぎ。
町「ひかりちゃんて休み時間に見ないけど、どこか行ってるの?」
高橋先生に、密室でセクハラされてるよ。
ひかりがデミの性質に気を使わないので、町が嬉しそうになった描写はよかったですね。このシーンは原作になかったのですが、うまく補完されていました。
その時に流れていた曲も合ってたし、デミ以外の女の子が会話に加わった事にも心が温まりまった。
彼女には、原作よりも繊細な印象を持った。心情描写にも、一番力が入ってた気がする。
手で顔の向きを変えたりと、ディティールにこだわっている事にも好印象です。
原作は、ラブコメやハーレム要素が強いですが、アニメ1話だと普通の青春物っぽくなっていますね。上記のシーンなんかを見ていて、そう思いました。
アニオリで、恋愛要素以外の堀さげをしていくのかもしれません。
生物準備室の外に隠れていたシーンは、微笑ましかったですね。
でも首のない体が、いきなり部屋には行ってきた時はビックリしましたw
□サキュバス、佐藤早紀絵
サキュバスが、人を遠ざける音
「こぉおおおぉぉぉおおおぉぉぉっ(真顔)」
威嚇かな?
誰彼構わず催淫してしまう、というのは大変だ。
逃げ回る彼女の動きは、笑えましたw 今の時点では、ちょっと変わった人としか言いようがありません。
サキュバスなのに、ジャージ姿というのも変わってる。
教師という事もあって、デミちゃんズの中では少し扱いが違いました。
□雪女、日下部雪
倒れました。
あと、ひかりに襲われてました。
1話では出番が殆どなかったので、これくらいの感想しかないですw
◇
作画がちょっと心配ですね。原作マンガの魅力の一つは、絵柄がいい事ですから、止め絵だけでも頑張ってほしいところ。
だけど、昨今のアニメーターの労働環境を考えると、あまり無理も言えません。
絵に不満があった人は、原作マンガを買いましょうw
OPの飛び出す絵本みたいな演出は凝ってたし、 EDも癒し系のアニメみたいで良かった。
多分アニオリ部分が、今後の評価の分かれ目になってくると思います。
テンポがよかったので、原作既読でも中々楽しめました。とりあえずは3話まで視聴してみることにします。
原作マンガのネタバレ感想