たまには野球マンガで息抜きも!
モチベーションを高める効果もあります!
好評、野球マンガ特集第2弾です!
〇熱い野球マンガはモチベーションも高まる!
私はマンガで育ちました。
いまでこそ活字本を多く読みますが、小さい頃は毎日マンガを読んでいました。
でもそれがマイナスだったかというと決してそうではなく、スポーツマンガを見て「よし、僕も野球がんばるぞ!」という気持ちになって外に素振りに出たものです。
今回は野球マンガ特集第2弾ということで、厳選した5作品を紹介します!
↑こちらが第1弾です。
1、クロカン
クロカン 文庫版 コミック 全18巻完結セット (ニチブンコミック文庫 MN)
- 作者: 三田紀房
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2008/11/14
- メディア: 文庫
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前回紹介した『砂の栄冠』と同じ三田紀房氏の名前が世に出るきっかけとなった作品、『クロカン』です。
クロカンとは主人公の黒木監督の略称で、監督が主人公という珍しい作品になっています。
弱小高校の鷲ノ森高校を指導に対して選手から金銭を要求(小銭ですが)するなど破天荒な指導・采配を行い、選手を育て、坂本というスーパープレーヤーを見いだし、甲子園ベスト4へと導きますが、ここまではプロローグ。
このマンガが本当におもしろくなるのは坂本たちの引退後、鷲ノ森高校の校舎が焼け、廃校が決まり、部員が1学年のみたった13名になってしまったところからです。
この代のキャプテンの備前がとにかく熱い!
数ある野球マンガのキャプテンの中でも一番熱いんじゃないかというくらい熱い。
その備前の熱さ・責任感の強さも坂本の代の甲子園準決勝で彼のサヨナラエラーで負けるというところから来ているという描き方がすばらしいんです。
備前はその後長く守備イップスに悩まされるのですが、それを乗り越え、強いキャプテンになっていく。
自分には先輩たちのために甲子園で優勝する責任があると強く感じているんですね。
もちろん、彼以外のキャラクターも個性豊かです。
他の野球マンガと違い、采配や流れが勝敗を大きく左右するのも特徴です。
ぜひ最後まで読んで欲しい作品です。
2、ショー☆バン
ショー★バン コミック 全33巻完結セット (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者: 森高夕次
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2007/04/06
- メディア: コミック
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こちらは『グラゼニ』で有名な原作者、森高夕次が原作の『ショー☆バン』。
森高夕次は前回の記事で紹介した『おれはキャプテン』の作者コージィ城倉と同一人物です。
身体は小柄でも野球センス抜群の小沢番太郎(ショー・バン)が中学校野球部で成長していく3年間を描いたマンガです。
小沢は野球センス抜群ですが、リアルな中学生として描かれているので、天狗になるわ悔し泣きするわケンカするわといろいろな問題も起こします。
決して優等生ではないのですが、そんなリアルな中学生小沢が先輩や同級生、監督からいろいろな影響を受け、どんどん成長していくマンガになっています。
ちなみに小沢の弟が主人公の『ストライプ・ブルー』という続編もあります。
3、ONE OUTS
ONE OUTS 全20巻 完結セット (ヤングジャンプコミックス)
- 作者: 甲斐谷忍
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/02/28
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『ライアーゲーム』や『ソムリエ』などでおなじみの甲斐谷忍の作品『ONE OUTS』です。
もともと沖縄で賭野球「ワンアウト」をしていた渡久地東亜が主人公。
球速120キロ台のストレートしか投げることができない渡久地ですが、心理戦や読み合いはべらぼうに強く、弱小球団リカオンズを強豪チームへと成長させていきます。
『ライアーゲーム』で知られる作者ですから心理戦の描き方はめっぽう上手で、野球の駆け引きの醍醐味を楽しむことができます。
前半はもっぱら邪道野球マンガですが、後半は渡久地の活躍に影響を受けたチームメイトが団結し、優勝を目指して渡久地を支えていくという熱い展開になっています。
↑アニメ化もしています!
4、ストッパー毒島
こちらはハロルド作石の『ストッパー毒島(ぶすじま)』です。
球がべらぼうに速いけれども真っすぐしか投げられない上にノーコンの毒島大広(高校中退)がドラフト8位で万年最下位の弱小球団京浜アスレチックスに入団。
彼の成長とチームの飛躍を描いた作品。
京浜アスレチックス以外は実在のチームや選手が登場し、特にイチローとは序盤においてはライバルのように勝負が描かれています。
毒島は当初は破天荒で粗暴な性格でしたが、先輩やチームメイトと絆を深めていくにつれ次第に人間的にも成長していきます。
そんな毒島の成長、監督・コーチの交代とともにチームも変わっていき、毒島入団2年目には優勝争いを演じるまでになっていきます。
主人公も魅力的ですが、チームメイトやライバルも個性的で非常に魅力的です。
特に主人公とバッテリーを組むキャッチャー佐世保は途中から主人公級の活躍をします。
彼の活躍には鳥肌が立つこと間違いなしです。
ぜひお読みください。
5、キャプテン
キャプテン 文庫全15巻 完結セット (集英社文庫―コミック版)
- 作者: ちばあきお
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/12/01
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野球マンガを語る上で『キャプテン』は外せないでしょう。
もちろん、『巨人の星』などの過去の不朽の名作は他にもありますが、今の子どもに見せたいとなったときには『キャプテン』の方が優先されるかなと思い、挙げさせていただきました。
名門青葉学院から墨谷二中に転校してきた谷口が、本当は2軍の補欠だったのにレギュラーと勘違いされ期待されたことから奮起。
父親の協力の元、猛特訓を行い、実力をつけ、キャプテンに選ばれるというストーリーです。
この作品の特徴は「谷口の話」ではなく、タイトルの通り「墨谷二中のキャプテン」の話というところです。
したがって、谷口引退後は丸井キャプテン、イガラシキャプテン、近藤キャプテンと代々引き継がれていくことになります。
また、もう一つの特徴はこれでもかというくらい練習のシーンが描かれていること。
野球マンガといえば試合が中心に描かれるのが普通ですが、『キャプテン』ではいわゆる特訓シーンが多く描かれていて、「僕も練習しないと!」と思わされたものです(まあ今やったら問題になりそうな練習も多いですが…)。
私はイガラシキャプテンの大ファンです。
ちなみにイガラシキャプテンは現ジャイアンツの田口投手に酷似しています笑。
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以上、おすすめの野球マンガ特集第2弾でした!
また機会があったら第3弾を書きたいと思います!
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