東日本大震災の被災地で成人式 宮城 石巻
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9日の成人の日を前に、東日本大震災の被災地、宮城県石巻市で成人式が開かれ、震災当時、中学2年生だった新成人が、復興への思いを新たにしました。
宮城県石巻市の北上地区で開かれた成人式には、スーツや振り袖姿の新成人およそ30人が出席し、震災の犠牲者に全員で黙とうをささげました。
そして、西條恭平さんが、「震災で多くのものを失い、苦難を乗り越えた仲間とともにこれからも努力を重ね、復興につなげていきたい」と決意を述べました。
新成人は、震災の発生当時、中学2年生で、家族や親戚を亡くした人も少なくありません。
大槻綾香さんは、母親の京子さん(当時43)を津波で亡くしました。一緒にケーキやチョコレートなどを作った思い出がいまも鮮明に残っています。大槻さんは、子どもたちに夢を与えられるパティシエになりたいと、現在、仙台市の専門学校でお菓子づくりを学んでいます。大槻さんは「母は夢を与えてくれた恩人でもあるので、ちゃんと夢を実現して、天国にいる母に立派な姿を見せたいです」と話していました。
そして、西條恭平さんが、「震災で多くのものを失い、苦難を乗り越えた仲間とともにこれからも努力を重ね、復興につなげていきたい」と決意を述べました。
新成人は、震災の発生当時、中学2年生で、家族や親戚を亡くした人も少なくありません。
大槻綾香さんは、母親の京子さん(当時43)を津波で亡くしました。一緒にケーキやチョコレートなどを作った思い出がいまも鮮明に残っています。大槻さんは、子どもたちに夢を与えられるパティシエになりたいと、現在、仙台市の専門学校でお菓子づくりを学んでいます。大槻さんは「母は夢を与えてくれた恩人でもあるので、ちゃんと夢を実現して、天国にいる母に立派な姿を見せたいです」と話していました。