宅配便最大手、ヤマトホールディングスの業績を人手不足が圧迫している。2016年4~12月期は本業のもうけを示す連結営業利益が560億円前後と前年同期より1割ほど減ったようだ。インターネット通販の拡大で物量が増える中、人材確保の費用が膨らんだ。大口顧客の荷物は料金を割り引くため単価も下がり、9月までの増益から一転して減益となった。
「宅急便」の取扱個数は増加が続く。ヤマト運輸が4~11月に扱った宅…
宅配便最大手、ヤマトホールディングスの業績を人手不足が圧迫している。2016年4~12月期は本業のもうけを示す連結営業利益が560億円前後と前年同期より1割ほど減ったようだ。インターネット通販の拡大で物量が増える中、人材確保の費用が膨らんだ。大口顧客の荷物は料金を割り引くため単価も下がり、9月までの増益から一転して減益となった。
「宅急便」の取扱個数は増加が続く。ヤマト運輸が4~11月に扱った宅…
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