「別れて良かった」ネットで嫌がらせか
黒崎愛海さんは先月4日から行方が分からなくなっていて、フランス当局が元交際相手でチリ人のニコラス・セペダ容疑者を殺人の疑いで国際手配している。去年11月に黒崎さんと会話したという知人によると、黒崎さんはセペダ容疑者と「別れて良かった」と話していて、その理由の1つとして、セペダ容疑者が黒崎さんのフェイスブックのアカウントに無断で入り、黒崎さんの友達を削除していたことを挙げていたという。
一方、セペダ容疑者が今月3日に自らが参加するSNSのグループで、事件への関与を否定するコメントを投稿していたことが分かった。投稿には「僕自身はとても落ち着いている」「何も悪いことはしていない。単にメディアが騒いでいるだけ」などと書かれていて、黒崎さんについて「当局が見つけてくれることを望んでいる」としている。
フランス当局はセペダ容疑者が潜伏しているとみられるチリ当局に協力を求め、居場所の確認を行っている。