ボイメン結成７年目の夢舞台　初武道館で初の全国ツアーも発表

　東海地区発の１０人組ボーイズグループ「ＢＯＹＳ　ＡＮＤ　ＭＥＮ」（通称ボイメン）が７日、初の日本武道館公演を開催した。ボイメンは結成から約３年間は鳴かず飛ばずの状態が続いたが、近年の大ブレークが実を結び、７年目でついに夢舞台にたどり着いた。

　メンバーの田中俊介（２６）はこの日の朝、公式ブログで「誰にも負けない熱い気持ちで武道館にＢＯＹＳ　ＡＮＤ　ＭＥＮの名を刻んで来ます。名古屋パワー全開！　かましたる！！！！　でら燃えてるぜ！！」と闘志をたぎらせていた。

　初のオリコン１位となった「ＢＯＹＭＥＮ　ＮＩＮＪＡ」をはじめ、新人賞を獲得した昨年の日本レコード大賞の授賞式で披露した「ＹＡＭＡＴＯ☆Ｄａｎｃｉｎｇ」、氣志團が提供した楽曲で、歌詞が全編四字熟語の「ＧＯ！！世侍塾ＧＯ！！」など２４曲を熱唱した。

　「夢は諦めなければ必ず叶（かな）う」がグループのモットーだ。

　その思いを込めた楽曲「Ｏｎｅ　Ｆｏｒ　Ａｌｌ，　Ａｌｌ　Ｆｏｒ　Ｏｎｅ」を歌った際は、土田拓海（２５）や辻元達規（２５）が涙する場面も。

　最後は「リーダーがおまえじゃなかったらここまで来られなかった」と、ほかのメンバー全員が水野勝（２６）に感謝の言葉を伝え、水野も男泣きした。

　水野は「正直、３、４年はきつかったです。でも結果を出したとき努力は実る。これからも名古屋魂で世界にエンターテインメントを発信できるように頑張っていきます！！」とさらなる飛躍を誓った。

　アンコールでは初の全国ツアー開催を発表し、ファン７０００人を喜ばせた。「社長がラジオで言ったから有言実行！４７都道府県ツアー」と題し、５人前後のメンバーが交代で全都道府県を回る。２月１８日に岐阜県岐南町の「ＣＬＵＢ　ＲＯＯＴＳ」からスタートし、同２７日には東京・新宿ＢＬＡＺＥで公演を行う。