耳が聞こえる人が基準の社会の中で聞こえない人はあの場面この場面 不便を感じずにいられませんー。
これは私個人の思いを綴ったものです。
耳が聞こえない人全員が同じかどうかはわかりませんが、まだデジタル社会ではなかった頃本当に洋画や漫画が大好きで、詳しい人は沢山いました。
なぜ「洋画」に詳しいのか?それは映画館でも<日本語吹き替え版>と<字幕スーパー版>の二種類があって聞こえない人は<字幕スーパー版>で楽しめるし、レンタルビデオショップにしてもちゃんと日本語吹き替え版と字幕スーパー版の二種類が置いてあったので「絶対的安心感」があったからです。
漫画もそう。「馬子にも衣装だね」と男の子が頑張って着飾った子に言ったら殴られる場面とか、色んな言葉の意味や使い方を漫画で表現してるので聞こえない人にとっては格好の教科書でした。
当時のテレビで私の楽しみだった番組は母の通訳がつく「まんが日本昔話」と見てるだけで笑えた「ドリフ爆笑」だけでした。
レンタルビデオショップにある「邦画コーナー」「アニメコーナー」は自分からわざと寄り付かないようにしていました。どうせ字幕が無いから。どうせ行ったって私が辛くなるだけだから。
「自分は不幸なんだ」って再認識したくないのがあったんだろうなと ふと思い出していたので漫画にしてみました。
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