今回は「口話(読唇術)」についてです。
このように 聴覚障害者だって何十年生きてても口の動きを読み取り間違ったりすることだってあるんです。
例えば「たばこ 買ってきて」と頼んだつもりが「たまご」を買ってきた例もあります。
それにサークル友人が旅行に行くというので「どこ?」とあるろう者が聞いてきて、「京都」と答えてみたら ろう者が「ずいぶん近くだね。旅行って言わないじゃない?」というもんだから不思議に思ったサークル友人が「どこだと思ってるの?」と聞いてみたらろう者は「東京」と読み取ってた話もあります。
まして初対面とか、慣れてない人相手に完璧に読み取るのは難しいです。人によっては付き合いが長くても読み取れないケースがあります。まれに最初から読み取りやすい口の動きをする人がいることも。
仕事での会話で、重要な話の時は口で説明するより、手話できれば最高だけど筆談やあらかじめ文面にしてプリントしたものを渡す方が、ろう者にとっても安心です。


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