最初に書いておきます。聴覚障害者のみんながみんな、手話通訳者を連れて行くわけではありません。自分でなんとかなると判断されれば一人で病院に出向きます。
病院によっては、看護婦さんの呼び出し方が、顔を上げないでカルテを手にうつむいて読み上げるのが多かったりします。最初から呼び出し方に不安を感じて、受付に「耳が聞こえないのでわかるように呼んでもらえますか?」とお願いする聴覚障害者が多いはずです。
受付時の事務職員さんが付箋で看護婦さんに「この患者さんは耳が聞こえない」とわかるようにカルテに貼っておいてくれても、何かの拍子に付箋がはがれてしまっては伝わりません。
実際、呼ばれてるのがわからなくて、病院側も本人が出てこないので後回し後回しにして最後の一人になってやっと診てもらえたケースもあります。
銀行や薬局にあるように呼び出し番号表示があればいいけど、小さな病院はそういう設備は難しいと思う。
とにかく普段から顔をちゃんとあげてはっきりした口調で患者さんの名前を言うように心がけて欲しい。
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