こんにちは。matsuriママです。
前回の記事で、コメントやブックマークコメントで子どもとネットの付き合い方についての意見を目にしていろいろ考えさせられました。
私が初めてインターネットに触れたのは中学1年生の頃です。
父親が持っていたパソコンを使って、掲示板に投稿していろんな人と繋がったり、チャットでリアルタイムにお話したりしていました。
中学3年生になるころには、ホームページ作成にはまっていて、休日はHTMLと朝から晩までにらめっこ。
そんな私を見ても、親は特に何も言いませんでした。
(その頃、ネットを使うには電話回線を使っていたので、電話が使えない!と文句を言われるくらい。)
そして、現在。私はシステムエンジニアとして働いています。(産休中ですが)
ソフトウェア開発(主に設計)をしています。
大学時代はmixiにドハマり。社会人はじめの頃はfacebookとツイッターにドハマり。
中学1年生のころから現在までどっぷりネットの魅力に浸かってしまっているのが分かります・・・笑
今思うと危険だったネット上での自分の行動
中学1年生の頃からインターネットで遊んでいた私。
メル友・メル彼なんかもいました。
そして周りでは、メル彼・メル友とのプリクラ交換が流行っていました。
プリクラを交換する・・・つまり、簡単に自分の住所を教えてしまっていたんです。
それが危険なことだなんて全く思っていませんでした。
(当時、雑誌の後ろのほうに「文通相手募集」といって相手の住所が掲載されていたりする時代だったのもあるのですが・・・)
そして、中学2年生の頃。性に関する興味がものすごく強くなっていました。
ネットで検索すればなんでも簡単に調べられてしまいました。
でも、ネットで検索できる性の情報って皆さんどう受け取りますか?
当時得られた情報は、今調べて出てくる情報よりももっと卑猥で大人の男性向けだったように感じます。
中学2年生に「これが正しい性の知識だ。」と理解してほしくない内容ばかりでした。
でも、当時の私にそれを分別するほどの力はありませんでした。
そして、サイト名は忘れてしまったのですが、某18歳以上向けサイト(フィンガーなんとかだった気がします)を毎日親が寝た後にこっそり見ていました。(この時点でアウト…)
痴漢体験記事や待ち合わせ掲示板、その待ち合わせた結果の記事など・・・中学2年生の私にとって、とても刺激的な内容でした。
そして、そのサイトにも掲示板・チャットがありました。
中学1年生の頃から掲示板・チャットにハマっていた私はなんの気もなく18禁サイトの掲示板・チャットに参加していました。
そして、そこで出会った見知らぬ男性とメールアドレスを交換しました。
その男性に「キミの体が見たいから写真を送ってほしい」と言われ、指定される部位をいわれるがままに写真を撮って送っていました。
その時、一切「コワイ・アブナイカモシレナイ」といった感情はありませんでした。
「自分の写真を送るだけで喜んでくれる人がいるんだ~」・・・その程度。
顔写真を送ることはなく、住所を教えることもありませんでしたが、あの頃の写真添付によって位置情報など、どの程度の情報が明らかになるものだったのか分かりません。
うちの子は大丈夫。…違う。大丈夫じゃない 。
事故も災害も犯罪も、自分だけは、自分の身内だけは大丈夫、そんな甘い考えじゃ何も守れません。
だからと言ってスマホやゲーム機器などの通信機器を取り上げればいいかというと、たぶんそれも違う。
若年層の望まぬ妊娠を防ぐために、早くに性教育をしたところ、逆に若年層の妊娠が増えてしまった話を聞いたことがあります。(イギリス?)
理解できる前に興味だけ持ってしまったのでしょうか…?
ネット社会に限らず、重要なのは親子の信頼関係をどう築くか
…がやっぱり大切なんでしょうね…。
ネット犯罪の多くは、顔が見えない、でも心の距離を高く感じる、そんな相手に心の隙間にフィッと入られて起きるのかなぁ…とニュースを見ていて思います。
まだまだヒヨッコな2歳児はむ。
なんでも「きいて!きいて!」なはむ。
もう10年もしたら、聞いても教えてくれないような場面がたくさんでてくるのかな…。
そのときそのときで、はむの興味がどこに向いているのか、何か困っていることがあるのか、過干渉にならないように見守れる親になりたいです。
(私の母親は、私宛の郵便物を勝手に見るような人でとても嫌だったのでそういうことはしたくない。←普段温厚な父親がこれを知ったときだけキレました。笑)
中学2年のあの頃、顔写真だけは送らず、写真は全てフリーメールで送っていた私。
それだけの知恵があの頃の私にあってよかったなと思います。
子どもが何かに興味を持ったタイミングで、適切なアドバイスができる親でありたい。そう思います。
…見逃すことの方がはるかに多いんだろうけど。
ネット犯罪などについては、ある程度の年齢になったら、例をあげて一緒に考える、などしていきたいです。
でも、あの頃の私に対して、今の私が親の立場だったとして上手いこと言えたかなぁ…って考えると難しい…。
とりあえず、子どもに共感できるように、自分自身も色んなことに興味を持って生活していきたいと思います。子どもの興味を頭ごなしに否定しないようになりたいものです。
はむは、じぃじのパンツを履いて、鬼のパンツを歌っています。
まだまだ平和です。
(ちなみにこれも、父親のパンツをネット公開する悪い行為です)