時間が無いけれども朝食を食べたいときに立ち寄ろと考えていた市ヶ谷駅のホーム上にある大江戸そば市ヶ谷店。
もちろん日本レストランエンタプライズの経営で、あじさい茶屋、大船軒、奥多摩そばも同系列です。
店内は10人ほどの立ち食いスペース、奥に壁向きのカウンター席、やや広めの厨房スペースでは女性店員さんがそつなく調理をされています。
「お蕎麦で」と言葉を添えて食券を渡し、待つこと一分程度で冬野菜天そば430円(SUICA割390円)。
二席だけ用意されている椅子に座って、美味しくいただきました。
今日は何日かぶりの一人移動、となれば神田駅から程遠くない塩生姜らー麺専門店MANNISH(マニッシュ)@神田(千代田区内神田)へ。
ここのところ、大抵は満席近かった店内ですが、今日は先客二人と少なめでした。
前回の轍を踏まえ、券売機で限定メニューの食券を買ったら「今日は何ができます?」と聞こうと思ったら、張り出してありました。
つまり、限定メニューの食券を買うと生姜油そば、現金では豆腐らー麺と豆腐つけ麺、と言うことで食券を買わずに現金精算しました。
去年暮れに試験的に始めた夜営業ですが、今月はやらないそうです。
理由を聞くと「もっとちゃんとしたラーメンを作りたい」とのことですが、いまでもちゃんとしていると思いますが。
少し待って豆腐つけ麺(180g)880円。
本当のところは分からないけど、つけ汁はラーメンのスープに何かを加えているような印象を受けるほど、塩ダレと生姜ダレが融合して新しい味になっているような美味しさ。
単に私が猫舌で、高温ではないつけ汁が美味しく感じるだけかも知れないし、実は生姜スープは高温ではなく中低温の方が旨味を強く感じるからかも知れないし。
三河屋製麺の中細麺は盤石の美味しさ、これ以上何かをお伝えすることができません。
しっかりと触感を残した青梗菜には僅かな苦味が残り、この苦味が豆腐の甘味を引き立てます。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
仕事が終わって、さて、先月は行きそびれてしまったらーめん雅楽@あざみ野(横浜市青葉区)へ。
ガラス戸越しに店内を覗くと満席じゃないですが、食券を買ったら少し待つようでしょうか。
一番奥のカウンター席に案内され、ハートランドを飲みながら今夜はあざみ野で一人お疲れ様会。
二年以上、この店に通っていることになりますが、若いカップルとか、子供連れの家族客とか、ラヲタ一人客(俺のことか)とか、客層がイマイチ判然としません。
お店はずっとお客さんが途切れないので、正月はどこに行ったのかのかと、あの人は今どこにいるとか、この人は大事故にあったことがあるとか、ポツリポツリと。
しかしして、この小鉢料理は辛い、味噌らーめんのファイアーに混ぜるアレを惜しみなくつぎ込んでいると思われます。
だからと言って残すわけには行かないな。
「麺、柔らかめで食べてみませんか?」と振られて出来上がってきた肉煮干生姜中華そば950円。
※店主さんのご好意により、標準的な盛り付けと異なりますので、ご了承ください。
お店の優しさを真っすぐに体現する豚骨スープとアジ煮干スープのブレンド、身体全体を包み込む美味しさ。
柔らか仕上げの中太麺はこの店に通い出してトップクラスの相性、私は調理より料理が好きなんだなと、思い知らされる。
豚バラ肉チャーシューは仕込みたて、出来立てが美味しいとか限らないけど、出来立てでなければ味わえない味があり、それでいて全体のバランスが崩れない。
センターに盛られたおろし生姜がいい感じ、味玉にメンマ、一つ欠けても完成しない一杯。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。