日本人学生不明 チリ検察「男の情報を仏側に提供」
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フランス東部で日本人の女子大学生の行方がわからなくなっている事件で、南米チリの検察は、国際手配されたチリ人の男の情報をフランス側に提供したことを明らかにするとともに、「容疑が確かなものであれば男の拘束や引き渡しに前向きに対応するだろう」と述べました。
筑波大学3年生の黒崎愛海さん(21)は、留学先のフランス東部のブザンソンで先月4日から行方がわからなくなり、フランスの検察は殺人事件として捜査するとともに、元交際相手のチリ人の男を国際手配しています。
男の名前や年齢は公表されていませんが、フランスのメディアはニコラス・セペダ容疑者(26)と伝えていて、すでにチリに帰国したことがわかっています。
チリのヒメナ・チョン検事は6日、NHKの取材に対し、「フランス側からの依頼を受けて男の銀行口座に関する情報などをまとめ、きょう、提供した」と述べ、当面の捜査は完了していることを明らかにしました。そして、「フランス側から身柄の引き渡しを前提とした拘束は求められていない」としたうえで、「フランス側からの請求を受け取りしだい、手続きが始まる。判断は裁判所が行うが、容疑が確かなものであれば前向きに対応するだろう」と述べました。
フランスの検察は3日の記者会見で、殺人事件と判断するに足る十分な根拠があると述べています。
男の名前や年齢は公表されていませんが、フランスのメディアはニコラス・セペダ容疑者(26)と伝えていて、すでにチリに帰国したことがわかっています。
チリのヒメナ・チョン検事は6日、NHKの取材に対し、「フランス側からの依頼を受けて男の銀行口座に関する情報などをまとめ、きょう、提供した」と述べ、当面の捜査は完了していることを明らかにしました。そして、「フランス側から身柄の引き渡しを前提とした拘束は求められていない」としたうえで、「フランス側からの請求を受け取りしだい、手続きが始まる。判断は裁判所が行うが、容疑が確かなものであれば前向きに対応するだろう」と述べました。
フランスの検察は3日の記者会見で、殺人事件と判断するに足る十分な根拠があると述べています。