このところ毎週末に開かれている朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を求める週末の大規模集会は、11回目となる7日、2日後の9日に大型フェリー「セウォル号」の沈没からちょうど1000日目となることから、ソウルでは「セウォル号」関連を中心に行われる見通しです。
主催する民主労総=全国民主労働組合総連盟などでつくる「朴槿恵政権退陣非常国民行動」は5日、記者会見し、今週末の集会では、おととし4月16日に沈没した「セウォル号」の沈没原因の真相究明と責任者の処罰を求めると発表しました。
集会は7日午後5時から光化門広場で始まり、「セウォル号」の犠牲者の遺族や生き残った高校生らによる意見発表や歌手による追悼の歌などが行われます。
また、事故当日の朴大統領の「空白の7時間」についての真相究明を求める意味で、ろうそくの灯りを一斉に消すパフォーマンスが行われるということです。
その後、大統領府青瓦台、国務総理公邸、憲法裁判所に向けて行進するとしています。
主催者側は、朴大統領が退陣するまで集会を続けていくとしています。