稲田防衛相 ベルギー・フランス訪問へ出発

稲田防衛相 ベルギー・フランス訪問へ出発
稲田防衛大臣は、ベルギーとフランスを訪問するため、4日、成田空港を出発し、フランスでは、岸田外務大臣とともに外務・防衛の閣僚会合に出席して、自衛隊とフランス軍の連携強化に向けた協定の締結などをめぐって意見を交わすことにしています。
稲田防衛大臣は、4日から5日間の日程でベルギーとフランスを訪問するため、4日午前、成田空港を出発しました。

稲田大臣は、最初の訪問国のベルギーで、ブリュッセルにあるNATO=北大西洋条約機構の本部を訪れて、ストルテンベルグ事務総長と会談し、情報の共有やサイバー分野での防衛協力を推進していくことなどを確認したい考えです。
またフランスでは、岸田外務大臣とともに3回目となる日仏の外務・防衛の閣僚会合、いわゆる「2+2」に出席します。そして、フランス海軍が南太平洋に部隊を配置していることを踏まえて、中国が海洋進出を強める南シナ海の情勢などをめぐって意見を交わすほか、自衛隊とフランス軍の間で物品や役務を相互に提供し合うための協定の締結に向けた議論も行う考えです。
さらに稲田大臣は、フランスの国防相と個別に会談して、日仏の防衛協力を一層強化したいとしています。