麻生大臣「信頼関係作ってやらないと」 少女像余波(2017/01/06 17:07)
麻生財務大臣は韓国での少女像設置を受け、日韓通貨交換協定の再開協議が中断となったことについて「信頼関係を作ったうえでやらないと、なかなか安定しない」と話し、やむを得ない判断という見方を示しました。
麻生財務大臣:「信頼関係を作ったうえでやらないと、なかなか安定したことになりませんので、当面の措置として談話発表したと理解」
協定は、円やウォンが暴落する事態に備え、日韓でドルなどを互いに融通できるようにして、自国の通貨を守るためのものです。麻生大臣は、交渉について「今までいらないといっていて、なんで今、お願いしますなんですかという話からスタートした」と韓国側からの要請だったと改めて強調しました。そのうえで、金額に認識の違いがあり、「時間をかけて交渉している途中だった」と話しました。また、アメリカのトランプ次期大統領がトヨタ自動車のメキシコでの工場新設を批判したことについて、「トヨタがアメリカ国内で作っている車両の数というのが頭の中に入っているか疑問だ」と不快感を見せました。