インフルエンザのa型とb型とc型の症状の違いについて、インフルエンザって色々な種類がありますよね。どういう違いがあるのかわからなかったので、調べてみました。この時期になるとインフルエンザってよく聞きますが、詳しくは知らないですよね。どういった症状があって違いはどうなのか?結果を説明していきますね。
改めまして、こんにちは、蒼士です。
この時期になるとインフルエンザというのは、ニュースにもなったりして耳にする機会があると思います。
そんなインフルエンザについて、詳しく調べてみました。
インフルエンザとは
インフルエンザには、a型、b型、c型の3種類があり、さらに系統など細かく分けられるそうです。
この内、さらに冬になると流行して、インフルエンザの代表なのがa型とb型の2種類になります。
テレビなどで『新型インフルエンザ』、『鳥インフルエンザ』と聞くと思いますが、これらはa型のインフルエンザになります。
症状などは、感染したウィルスによりますが、概ね共通しています。
そのため、a型かb型か判断するためには病院で検査をする必要があります。
c型に関しては、感染しても風邪程度で重症化することは少ないようで、一般の病院で検査を実施していないようですね。
a型とb型とc型の特徴は?
それぞれどんな特徴なのか簡単ではありますが、ご説明させて頂きます。
a型の特徴
インフルエンザの代表がa型になります。
まず、インフルエンザといって真っ先に連想されるのが、このa型になります。
a型ウィルスは、ウィルスの表面を覆うタンパク質の構造違いで144種類も存在するそうです。
そして、そのウィルスは毎年小さく変異を繰り返して、以前感染したときにできた免疫の効果をなくしてしまうことが多いということで、このために、a型ウィルスは、毎年流行して、新しいインフルエンザが現れたシーズンには世界的に流行してしまうのですね。
また、a型ウィルスは、人間だけでなく、鳥や豚などの動物にも感染してしまいます。
鳥や豚などの動物に感染して、変異したウィルスが、人間に新しいインフルエンザとなってしまう危険性があります。
a型ウィルスの症状としては、高熱、悪寒、体の痛みがあげられます。
38~40度の高熱、悪寒や寒気、全身の関節痛や筋肉痛があれば、インフルエンザa型が疑われます。
風邪と違うのは、咳やのどの痛み、鼻水などの症状が出る前に、高熱などの症状が出るそうです。
時期としては、12月~1月ごろがピークのようですね。
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b型の特徴
b型ウィルスは、a型ウィルスに比べて、症状が重くならないそうです。
ですが、症状が重くならない分、市販の薬で対処しようとして症状が長引くことが多いようです。
b型には、2種類あり、『ビクトリア型』と『山形型』が存在します。
a型のようにウィルス変異はありますが、a型ほど変異しないということで、一度感染すると免疫がつきやすくある程度の抗体はできるそうです。
しかし、2種類あるので、ビクトリア型に感染した後に山形型に感染することもありますので、注意は必要です。
流行の時期に関して、b型は変化してきており、以前は2年に一度くらいのサイクルで、2~3月ごろに流行していたのですが、最近は、毎年になり、2月より前に流行することも増えてきました。
b型ウィルスの症状としては、高熱は出ず、微熱か平熱であることと下痢や嘔吐などの腹部の症状が現れてきます。
b型ウィルスは、胃腸にダメージを与えることが多いようで、胃腸炎を引き起こして、下痢や嘔吐などの症状がでるようです。
このときに、薬を使用して、下痢や嘔吐を止めると治りが遅くなるそうなので、服用しないほうがいいそうです。
b型ウィルスは、風邪と勘違いするケースが多いですので、見分ける方法としては、感染した時期が流行しやすい2~3月に症状が出た場合は、b型ウィルスに感染した可能性がありますので、病院で検査を受けるようにして下さい。
気をつけなければいけないのが、b型と症状と時期が重なるノロウィルスです。
この見分け方は、ありませんので、病院で検査を受けることをおすすめします。
下痢や嘔吐などの症状は、脱水症状になりやすいので、こまめに水分を補給するようにして下さい。
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c型の特徴
c型ウィルスは、a型やb型と比べて知名度が低く、知らない人が多いウィルスで、調べている私自身も『え?c型あるの?』という具合でしたので、今回調べてみてよかったです。(笑)
症状は、a型やb型と比べると軽いですが、乳幼児が感染すると重症化してしまうこともあるそうなので、注意が必要なのは他のウィルスと同じです。
c型は、a型やb型と違って、ウィルスの種類は1種類のみだそうです。
変異することもないので、一度感染すると免疫ができるので再度感染することは、ほぼ無いようですが、まれに感染するそうです。
c型に感染するのは、抗体を持っていない子どもが殆どで、4歳以下の乳幼児が多いそうです。
c型の症状は、鼻水や鼻詰まり、くしゃみ、のどの痛みや咳、発熱(微熱)で、鼻風邪と似ていますね。
2歳以下のお子さんは重症化するケースがありますので、注意して下さい。
2歳未満では入院率が高いという報告結果があるくらいですので、体調の変化には気をつけて見てください。
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a型とb型を一緒に!?
インフルエンザは、a型とb型、c型があると説明しました。
a型とb型が流行するタイミングが違うため、同時に感染することはすくないですが、先程説明したように、b型のタイミングがずれてきているので、同時感染に注意が必要です。
また、a型が治りかけのタイミングでb型に感染することもあり、これはあまり珍しいことではないそうです。
1回感染してもまた感染することも!?
インフルエンザウィルスは、3つの型から、さらに細分化出来るということで、同じウィルスであれば抗体ができ、感染することはなくなりますが、違うウィルスには感染してしまうため、1シーズンにa型とb型に感染したり、a型でも違うa型やb型も2種類あるので、2回感染するということがあり、何度も感染する可能性があります。
インフルエンザというのは、もうかからないということはないので、油断せずに予防はしっかりとするようにしましょう。
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まとめ・感想
- インフルエンザについて、調べてみると色々なことがわかりました。特に種類の多さには驚きました。a型は144種類でまだ変異しているということなので、まだ種類は増えそうです。インフルエンザの克服にはまだまだ時間がかかりそうです。こうしたことを知っておけば、どう対処したらいいかがわかりますので、知らないよりは知っておいた方が、いいですよね。成人であれば、特に気をつける必要がありそうなのは、a型ウィルスですね。みなさんもインフルエンザの予防対策はしっかりしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。