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本日の朝日の記事に、次の記述があった。
日本でも国立成育医療研究センターが先月、アトピー性皮膚炎の乳児に6カ月から卵を与えると、アレルギーの発症を約8割減らせるとの結果を発表した。
( → ピーナツアレルギー予防に、生後4〜6カ月で摂取奨励 米国立保健研究所:朝日新聞 2017-01-07 )
情報が足りないので、ネットで検索すると、1カ月前の記事で、次のものがあった。
《 卵アレルギー:逆転の発想? 乳児期に食べて発症予防 / ごく少量のゆで卵継続、発症を8割減 》
乳児期にごく少量のゆで卵を食べ続けることによって、1歳時点での卵アレルギーの発症を8割減らせたとの結果を、国立成育医療研究センターアレルギー科の大矢幸弘医長らのグループが9日の英医学誌ランセットに発表した。
発症率を8割減らすことができた。少量を食べ続けることで体が慣れ、多く食べられるようになったとみられる。アトピー性皮膚炎のない乳児に同様の効果があるかは分からないという。
英国でも昨年、同様の研究結果が出ているが、開始直後からアレルギーが出て続けられない子どももいた。今回の結果で、より少量から始めることで、安全に食べ続けられることが分かったという。
大矢医長は「すでに卵アレルギーを発症している場合はまねをしないでほしい。卵を十分加熱していない場合もアレルギーを起こしやすいため危険があり、必ず専門医に相談してほしい」と話す。
( → 毎日新聞 2016年12月9日 )
ふむふむ。そういうことか。なるほど。
で、私としては、特に付け加えることは何もない。単に情報の紹介をするにとどめる。
[ 付記 ]
しかし現代ではどうして、アトピーの人が多くなったのだろう。昔はそんなこともなかったと思うが。不思議だね。
化学物質がやたらと蔓延しているせいかな?
(困ったときの安保先生。如是我聞)
米国の研究は、ピーナツアレルギー予防ですね。既にアレルギー体質(卵アレルギーや皮膚炎)の乳児の。