この記事には、大量のネタバレが書かれています。
2017年冬アニメ『青の祓魔師 京都不浄王篇』の感想、あらすじ、オススメ記事を纏めました。2話と3話の感想も、視聴し次第この記事に加えていきます。
監督・初見浩一
アニメーション制作・A-1 Pictures
放送情報
MBS 2017年1月6日より毎週金曜26:10~
TBS 2017年1月6日より毎週金曜25:55~ ※第2話 特別編成のため15分押し
CBC 2017年1月6日より毎週金曜26:50~ ※第2話 特別編成のため13分押し ※第3話 特別編成のため2分前倒し
BS-TBS 2017年1月7日より毎週土曜24:00~
amazonプライム 2017年1月6日より毎週金曜深夜WEB独占配信 ※放送日時は変更になる場合があります
cast
奥村 燐・岡本信彦 奥村雪男・福山 潤 杜山しえみ・花澤香菜 勝呂竜士・中井和哉 志摩廉造・遊佐浩二 三輪子猫丸・梶 裕貴 神木出雲・喜多村英梨 クロ・高垣彩陽 霧隠シュラ・佐藤利奈 メフィスト・フェレス・神谷浩史 藤本獅郎・平田広明 勝呂達磨・浦山 迅 志摩柔造・小西克幸 志摩金造・谷山紀章 宝生 蝮・M・A・O 藤堂三郎太・山路和弘
□懐かしい登場人物たち
青エクを見るのは6年ぶりなので、正直内容を忘れかけています。
1期ではサタンとか出てた気がしますが、アニオリをなかった事にしたのかな? だとしたら2期は、アマイモンと戦ったあたりから分岐した、平行世界での話になる…というよりも原作準拠にしたんだろうか?
仕方のない事ですけど、藤本獅郎役の藤原啓治さんが交代したのは残念です。
平田さんの声もいいですけどね。ただ、前の演技の印象が残っているので、どうしても違和感があります。
初回の作画はよかった。バトルも少ししか無かったけど、アクションには期待が持てそうです。
燐達が動いてる姿からは、やっぱり懐さを感じる。
リンは危険人物扱いでしたね。そういう話でした。
シュラは師匠的な立ち位置で、弟・雪男はエリート。そして、エクソシストという職業が一般市民にも認知されている社会…だったような気がするw
□奥村兄弟
子供をさらわれた母親への対応で言い争う、奥村兄弟。
燐「さらわれた子供のお母さんか? 俺たちが来たからもう安心だ。アンタの子供は必ず助ける」
雪男「息子さんの安否は保証できません。もしもの場合も覚悟しておいて下さい」
血を分けた兄弟でも、考え方に大きな差がありますね。
不浄王の左目を奪ったエクソシスト・藤堂三郎太は、雪男と似たような境遇なのか。雪男が、自分も藤堂のようになるんじゃないかと、考えてしまうのも無理はない。
藤堂「父のように、兄のようになりたかった。だが、そうやって生きてきた私に残った者はなんだ?」
藤堂「無だよ」
最後に何も残らないというのは、絶望感がある。
雪男は、子供を助けている時に、父と兄を意識していました。2期では、彼の葛藤を掘り下げていくっぽいですね。
また、燐に「お前を追い抜く」と言われた時の、複雑そうな表情も気になります。
しかし、雪男はあれで15歳か。くたびれた中年サラリーマンみたいになってる。
自分の兄がサタンの息子だと伝えている回想でも、痛々しいほど疲れきってたし。これまでも、散々苦労してきたんだろうなぁ。
□自作自演
冒頭で、子供が危険な場所に向かっているのに、走って止めにいかなかった下っ端エクソシストは、一体何だったんだろう? 悪魔払いとかの設定的に、何か理由があるのかな?
上司も上司で、自作自演をする裏切り者です。
「最深部は、学園内でも最高密度の魔法障壁が張られている筈では?」
「突破される筈のないセキュリティシステム」は、怪盗か裏切り者に破られると相場が決まっています。
OPで、狂気アピールをするメガネの男性が、視聴者に迫って来ました(顔面でガラスを割ろうとするやつです)。
あれは、雪男なんだろうか? それとも藤堂の若い時の姿か? ああでも、「歳取ってから、闇落ちした」みたいな事いってたから違うか。
藤堂にも、大事を起こすだけの理由がありそうですね。
□メフィストとシュラ
メフィストさんも、思わず「お久しぶりです」と言いたくなるほど懐かしい。
アイスを食べていましたが、棒に当たりと書いてありましたw
メフィストさん、おめでとうございます。
直ぐさま、使い魔に藤堂を追わせたシュラは超有能。どっかの下っ端エクソシストとは、格が違います。
それと、雪男が「冗談は頭の出来だけにしてくれ」と言った後の、すごく嬉しそうな彼女の笑顔が印象に残りましたw めっちゃ笑ってましたねw
シュラは、何だか燐の姉みたいに見える。二人で、のほほんと会話してるシーンは微笑ましい。
□ツンデレ・クラスメイトと、その他大勢
主人公が、ここまで仲間達から嫌われる作品は珍しいですね。敵役・脇役・モブからなら分かるんですが。
…と思っていたけど、竜士は祖父、志摩は祖父と兄、子猫丸は父親が、サタンに殺されているのか…。
理性よりも感情が勝ってしまうんでしょう。
特にしえみは、情報を隠されていた事が、うまく受け入れられない様ですね。
パペット君が、人形を腕に装着しながらシリアスシーンに参加していました。あんな雰囲気の時ぐらい、外したらいいのにw
それにしても、子猫丸ってスゴイ名前だ。落語家にいそうです。
あと、竜士はお坊さん見習いなんですよね? あの髪型はいいんだろうかw 破壊僧と言われたら、納得しちゃうナリだけど。
株を爆上げしたマユゲちゃん。彼女の2000年代正統派ツンデレ対応にも、懐かしさを覚えました。
燐「まゆげ…(感動の言葉)」
まゆげ「まゆげぇ?(動揺の言葉)」
あのまゆげを見ると、まゆげとも言いたくなるよねw
◇
1期の内容の一部を無かった事にした、6年ぶりのTVアニメ化です。もう映像化されないと思っていたので、視聴していると不思議な気持ちになりました。
1話は、おさらい&説明回みたいな感じだったから、2話からが本番かな。
京都に着いて新キャラが登場すれば、より面白くなりそうです。