モルガン・スタンレーMUFGに2.2億円の課徴金勧告 「見せ玉」でアルゴリズム誘引

2016/12/6 16:37
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 証券取引等監視委員会は6日、西武ホールディングス(9024)株で相場操縦したとしてモルガン・スタンレーMUFG証券に課徴金納付命令を出すよう金融庁に勧告したと発表した。

 課徴金の額は2億1988万円で、課徴金では過去3番目の大きさとなった。証券会社への課徴金勧告は異例で、2014年6月のむさし証券以来2件目。外資系証券としては初となる。

 相場操縦は証券会社の自己売買取引で行われた。同社社員の株式トレーダーが対象銘柄の取引で見せかけの売買注文の発注や取り消しを繰り返す「見せ玉」の手法で、コンピューター・プログラムを通じた自動取引「アルゴリズム」の注文を誘引し、利益を得ていた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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