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塗装工事が原因で起こるご近所トラブルは、一度発生してしまうと解決するまではとても時間がかかってしまいます。

塗装工事を終えた後に気持ちよく過ごすために、塗装工事で起こりやすいご近所トラブルのケースをご紹介します。


ご近所に塗料が飛んでしまった

建築用の塗料は、画材用の絵の具と違って簡単に落とす事ができません。そのため、塗装工事には「養生」が欠かせません。

一軒家の外壁すべてなど作業規模が大きければ、周囲をしっかりネットで囲い、敷地内に駐車している車や外構などにもビニールシートをかけます。

しかし、これだけの対策をしていても、ごくまれに風でネットが大きく揺れてしまったり、養生が剥がれてしまったりして、塗料が周囲に飛び散ってしまう事もあります。

飛び散った塗料の跡は、小さくてもとても目立つため、毎日目にしている自分の車や家に付着するとはっきりわかってしまいます。

ご近所からのクレームのほとんどは、この塗料の付着が原因で起こります。

『工事賠償責任保険』に加入している業者か確認を

通常、工事を行う業者は『工事賠償責任保険』に加入しています。

この保険に加入していれば、工事中に万が一のトラブルや事故が起きても、修繕費などを限度額内で補償してもらえます。

ただし、工事前にしておくべき対策を工事業者が怠っていた場合は補償してもらえません。

塗装工事が始まる前には、業者と養生する箇所の打ち合わせを入念に行いましょう。

ご近所への挨拶を怠ったばっかりに…

音や臭い、車の出入りなど、塗装工事はご近所にも影響を与えます。

工事の1週間から3日前までには、ご近所へ挨拶をしておきましょう。

隣近所はもちろん、ご近所で体調の悪い方が住んでいるお宅も、できるだけ挨拶をしておくと良いでしょう。

工事期間と作業時間を必ず伝えること

せっかくご近所に挨拶をしても、

「土日に工事をするなんて知らなかった」

「道路に車が停まるなんて聞いていない」

というクレームが起きてしまっては意味がありません。

ご近所に挨拶をする時は、最低限以下の内容も伝えておきましょう。

  • 工事期間
  • 日中の作業時間
  • 作業が土日も行われるどうか
  • 車両や作業員の出入りがある事

塗料の臭いがトラブルの原因に

塗装工事の臭いの元となるのは、油性塗料のシンナー臭です。

塗料には「水性」と「油性」の2種類があり、油性タイプは耐久性に優れていますが、前述の通り強い刺激臭を伴います。

一方、近年では臭いが少なく質の良い水性塗料も販売されています。

トラブル回避のためにできるだけ水性塗料を選びたい所ですが、外壁の素材によっては油性塗料が適しているケースもあり、希望通りの塗料が使えない事もあります。

臭いの発生を避けられない時は、早めにご近所に連絡をしましょう。

体調の優れない方や敏感な方は、少しの臭いでも体調が悪化していまいます。

特に乳幼児や妊婦、高齢の方がいるご近所にはできる限り早めに連絡をしておきましょう。

外壁塗装を気持よく行うために、知っておきたい近所付き合い

屋根や外壁の塗装工事期間は、その家に住んでいる人にとっても何かと制約が発生するものですが、周囲にお住まいのご近所の方にも配慮しなくてはなりません。

ご近所への配慮をおこたると、クレームやご近所トラブルの原因となり、工事期間中だけでなくその後のご近所付き合いにも影響してまいます。

そこで、今回は塗装工事に欠かせない、ご近所との付き合い方をまとめました。

近所へのご挨拶で周辺の事情を把握しておこう

塗装工事を行う事が決まったら、両隣やお向かい、裏など、自分の家に隣接するお宅まではできるだけご挨拶を済ませておきましょう。

遠慮は災いのもと

「ご挨拶を行うほどの仲じゃないから…」と遠慮して、挨拶のチラシをポストに投函するだけで済ませる方もいらっしゃいます。

ですが、後々問題が起きた時、「チラシを見た/見ていない」でトラブルとなってしまう事もあります。

必ず口頭で直接お伝えするか、どうしても挨拶をしにくい場合は、塗装業者に代わりに挨拶を頼む事もできます。

自分たちと業者で二重に挨拶に伺うと、「何度も訪ねてこなくていい!」と迷惑に感じてしまう方もいますので、挨拶の有無も業者とよく打ち合わせておきましょう。

ご近所の生活にも配慮を

周囲に広がる塗装の臭いで、気分が悪くなってしまう方もいらっしゃいます。

工事前のご挨拶と合わせて、妊娠中やご病気などで体調の優れない方や、身体の弱い方がご近所にお住まいかどうかの情報も仕入れておきましょう。

作業員や車両の頻繁な出入りで気分を害される方や、車をお持ちのご家庭の場合、車の養生なども必要になりますので、できるだけご近所の生活に影響を与えない配慮が必要です。

もちろん、よそのお宅の事情を過剰に詮索するのはNGですが、できるだけ見積もり時に、業者とあらかじめ対応策を立てておくと良いでしょう。

ご近所へのご挨拶は1週間前までに!

工事の前日や当日にご挨拶に言っても意味がないばかりか、急に告げられた相手は困惑してしまいます。

工事のご挨拶は1週間前か、3日前までには済ませておきたいところです。

もし、以前同じように工事を行って、ご挨拶にみえた時に粗品を持ってこられた方がいれば、こちらからも粗品を持っていくと良いでしょう。

ご挨拶の目的は、工事の情報を伝えること

ご挨拶といっても、ただ立ち話をするだけでは意味がありません。

  • 工事がいつからいつまで行われるか
  • 休日も工事を行うか
  • 工事車両がどこに停まるか

という、少なくとも3点は必ず伝えて、相手を安心させる事がご挨拶の目的です。

その際、”伝えた事と同じ内容”を記載したチラシも併せてお渡ししておき、後から確認できるようにしてあげましょう。

また、そのチラシは、工事が終わるまではご自身でも手元に1枚確保しておきましょう。

もし、相手にきちんと伝えていたにも関わらずクレームを起こされた時、ご挨拶の時に伝えていた事をチラシで証明できます。

これは決して相手を陥れるために行うのではなく、トラブルになった時、相手に正しく納得していただくために重要な事なのです。

工事が無事に終わったら

工事期間をご挨拶の時に伝えていれば、完了のご挨拶は無理に行う必要はありません。

もし、工事期間中になんらかのご迷惑をおかけしたお宅があれば、一言ご連絡しておくと相手も気持ち良く終わらせる事ができます。

せっかく我が家を塗装でリニューアルしても、ご近所を気にしてビクビクしながら工事期間やその後の生活を送るのは苦痛ですよね。

工事が終わった後、生まれ変わった我が家を見て「いいですね」と言ってもらえるように、できるだけ工事前の対策を整えておきましょう。

一戸建ての近所付き合いで失敗する前にすべきこと

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