エンカーナシオンがイ軍入団会見　ＷＢＣは出場しない

　インディアンスは５日、エドウィン・エンカーナシオン一塁手（３３）の入団会見を本拠地クリーブランドのプログレッシブフィールドで行った。３年総額６０００万ドル（６９億６０００万円）で契約した今オフＦＡ市場で打者の最大の目玉は、「ワールドシリーズで優勝したいか」との質問に「それがここに来た理由だ。このチームを信じているし、この戦力ならばワールドシリーズに優勝できると分かっている」と力強く語った。

　異例の出来高も判明した。米サイトのファンラグスポーツによれば、具体数は不明だが、観客動員数に応じて年最高１００万ドル（１億１６００万円）の出来高も設定された。イ軍の昨季観衆は、メジャー全３０球団中２８位の１試合平均１万９６５０人。大砲の加入で大幅アップなるか、注目だ。

　また、３月のＷＢＣについて、ドミニカ共和国出身のエンカーナシオンは「新しいチームを知る必要がある。出場する予定はない」と話した。２０１３年の前回大会は、８試合で打率２割５分、０本塁打も、チーム最多タイの６打点で同国の初優勝に貢献した。