ドイツ王者バイエルンのウリ・ヘーネス会長が、適正価格を大幅に超える移籍金と年俸で選手を買い漁る中国クラブの“爆買い”ぶりを「病気だ」と語っている。ドイツ衛星放送「スカイスポーツ・ドイツランド」が報じた。
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“爆買い”の波は、欧州サッカーに大きな衝撃を与えている。ブンデスリーガにもチャイナマネーの脅威は迫っており、先日には上海上港がドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンに1億5000万ユーロ(約183億円)という史上最高額の移籍金を提示し、獲得に乗り出したと報じられている。
ヘーネス会長はチャイナマネーの猛威に関して、「これは病気だ。病気に他ならない。かつてアメリカであったような段階に過ぎないことを願う」と語った。
1970年代に北米サッカーリーグは、皇帝フランツ・ベッケンバウアー、ペレ、ゲルト・ミュラー、ジョージ・ベストらスーパースターを、巨額の移籍金でかき集めた。
「当時ニューヨーク・コスモスのようなクラブは、本来なら50年かかるところを、お金を費やし5年で築き上げようとした。あの時ほどに酷い結果にならないことを祈っている」
北米サッカーリーグは1967年に創立されたが、85年にその幕を閉じた。現在は厳格なサラリーキャップ制を導入し、MLSとして生まれ変わっている。ブンデスリーガは世界屈指の観客動員数に支えられており、赤字を許さない徹底的な堅実経営で収益を伸ばしている。
移籍市場に湯水のようにチャイナマネーを注ぎ込む中国の動向は、バイエルンの総帥には「病気」と映っているようだ。
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
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