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女子中高生「私たちは買われた」
更新:01/06 20:02
虐待や貧困から「JKビジネス」や「売春」に足を踏み入れた女子中高生らが、自らの体験や思いを伝えるメッセージ展が始まりました。
自動販売機に体をくっつけ暖を取る15歳の少女。真冬の夜、親の暴力から逃れるため家出し、「どうしたの?」と声をかけてきた男の家に連れていかれました。
「誰かに必要とされたかった」
こちらは16歳で売春を経験した少女の手記です。
「家では性的虐待、DV、金銭の要求。全てがストレスで家にいたくなかった。ただ独りが怖くて家が怖くて全てから逃げたかった」
滋賀県大津市のギャラリーで6日から始まった「私たちは『買われた』展」。14歳から26歳までの24人の女性が、自らの体験を写真や日記などで表現しています。
この日記を書いた女性は、売春の代金としてコンビニエンスストアでご飯を買ってもらったといいます。
「寂しくて誰かの温もり欲しくて…。自分に負けた」
彼女たちの多くに共通するのが、虐待や貧困、いじめなどによる孤立です。
「そこに至るまでの経緯があったんだとか、そこに至るまでに子どもを支えるはずの機関、家庭、学校、児童福祉、警察、行政とかの機関で不適切な対応をされた結果、そうせざるを得なかったんだとか、ひとりひとりの大人の責任を考えてほしい」(女性らを支援する「Colabo」 代表・仁藤夢乃さん)
東京と横浜で開催され約4500人が訪れたこの企画展は、10日(火)まで開かれています。(事前申し込みが必要)