北海道旅客鉄道(JR北海道)が6日まとめた年末年始(12月28日~1月5日)の主要4線区の特急列車の輸送実績は前年同期比横ばいの28万1300人だった。12月22日に全面復旧した石勝線・根室線の利用者が減ったものの、昨年3月に開業した北海道新幹線が好調だったほか、列車の運休本数が少なかったことなどが寄与した。
北海道新幹線の利用者数は6万100人と前年同期の在来線に比べ22%増加した。乗車率は31%。新幹線の利用者数は道内観光の閑散期に当たる11月でも前年同月に比べて50%増えており、年末年始の伸び率はこれを下回った。
同社では「帰省が中心の正月休みは固定客が多く、数字が大きく伸びにくい」と分析しているが、この年末年始は航空3社の東京―函館便(集計期間は12月22日~1月3日)も客数が5%増えており、函館を訪問・通過する旅行者は全体としても増加した。
札幌と函館方面を結ぶ特急は8万1300人で1%増、旭川方面は昨年、嵐山トンネル(旭川市)で出火事故が起きた反動で10万6500人と2%増えた。一方、石勝線・根室線は3万3400人で29%減にとどまった。期間中の特急以外も含む列車の運休本数は102本で、前年より117本少なく、北海道新幹線はゼロだった。