ＳＭＡＰ解散から一番乗りで登場　草なぎ「新しい気持ちで」

　昨年末で解散したＳＭＡＰの草なぎ剛（４２）が６日、東京都世田谷区の東京メディアシティで解散後初の公の場となる主演ドラマ「嘘の戦争」（フジテレビ系、１０日午後９時スタート）制作発表に出席した。

　メンバー５人の中で先陣を切ってソロ初登場となった草なぎ。あいさつで“緊張”を口にしながらも笑顔を絶やさず、終始落ち着いていた。今年の抱負を問われると「新しい気持ちでこのドラマから始まるので、精いっぱいやって何か得られるものがあればいいな。とにかくこれを頑張りたい」とキッパリ。

　ドラマは草なぎ演じる天才詐欺師の復讐（ふくしゅう）劇。既に昨年から撮影に入っており「とにかく見ていただくのが一番かなと思ってる。すばらしいキャストとスタッフの皆さんと２０１７年、この仕事でスタートできるのが本当に幸せで、いま僕が持ってる力をすべて注ぎ込める作品」と強調。「復讐劇というネガティブな形ではあるけど、最後は胸にジーンとくる。未来に光とか希望が持てる話になるんじゃないかな。この作品で２０１７年、さわやかにスタートさせたい」とアピールした。

　昨年末にはメンバーたちと焼き肉店で年越しする姿も一部で報じられたが、正月は「家の大掃除をして、あとは寝ていた」と告白。ドラマのタイトルにからめて自身の“うそ”について質問されると「毎日一つ、うそをついている。撮影で（共演の山本）美月ちゃんと（水原）希子ちゃんと三角関係で、心の中でデレデレしてるのにクールな役なので、ものすごいウソついてる」と笑わせた。

　「嘘の戦争」制作発表会見終了後に報道陣から解散後の現在の心境を問われた草なぎは、両手を自分の胸の前で合わせて謝罪するようなポーズを見せながら「頑張ります。よろしくお願いします」と、丁寧にコメント。番組スタッフがドラマの看板を持って報道陣と草なぎの間に割って入り、質問を阻止しようとする場面もあった。