明けましておめでとうございます。
大晦日に更新したエントリでも書いたのですが、8月の半ばから体調が極端に悪くなり、ブログの更新はずっと滞っていました。
その後、10月の末からちょっとずつ体調が良くなり始め、それと同時にしばらく描いていなかった絵をもう一度描いてみようと突如思い立ちました。
キッカケは、10年くらい前に考えた、ある読み切り漫画の続きを突然思いついたことです。
元々読み切り用に作ったお話なので、第1話だけちょっと異質な感じで、それそのもので完結している感じなのですが、全体で15話くらいのボリュームを考えています。
タイトルは「かみさまのいるせかい」です。キャッチコピーは「いつまで普通に暮らせるかなんて、考えたことなかった」というものです。テーマはずばり「日常」です。
とりあえず、執筆に先立って、キービジュアルのようなものを描いてみました。
ジャンルは今のところ秘密ですが、ある分野に詳しい方は、第1話ですぐにこの漫画がなにをモチーフにして描かれているかわかるようになっています。とくにその分野に詳しくなくとも、2話くらいまで読んでいただければ、どんな話なのかはわかっていただけるように描くつもりです。
今回のモチーフは、突然思いついたのですが、自分はこのジャンルの大ファンで、自分の携帯電話のアドレスにも使っているくらいです。なので、わかる人にはわかる、わからない人でも理解できる。そんなお話にするつもりです。
ちなみに、勝手にイメージソングに位置づけているのは、ブルガリア国立放送合唱団の歌ったKafal sviriという曲です。神秘的で美しい曲なので、是非一聴してみてください。あくまで「勝手に位置づけている」だけなので、まあ要は自分の気分の問題です。
今回の漫画を描くにあたって、自分にしてはわりと入念な準備をしました。
いままで自分は行き当たりばったりで絵を描いてきたのですが、今回はきちんとしたものにしたかったので、絵を基本から勉強し直しました。Twitterで自分のアカウントをフォローしてくださっている方の中には、10月の末頃から突然イラストが上がり始めた事を知っている人もいると思います。
なにぶん、もう10年以上絵を描いていなかったので、すっかり線はガタガタになっていて、致命的に絵柄も古かったので、少しずつ絵を今風に寄せてみたり、ちょっと目のハイライトを特徴的にすることで、個性を出したりして、上記のキービジュアルが完成しました。
ちなみに、元々の自分の絵柄は下記のような感じです。この絵を2ヶ月半かけて現在のものに変えてきました。
自分の中に染み付いた癖のようなものはなかなか変えられるものではなくて、かなり苦労しましたが、なんとか今っぽい絵柄で、自分の特徴を消してしまわないギリギリのラインの絵を描くことが出来るようになったので、このエントリを書きました。
これから執筆に取りかかるので、作品自体をお見せできるのはまだ先の事になりますが、その時にはまたこのブログでお知らせしようかと思っています。
今のところ、投稿するのはPixivにしようと思っています。
そのうち、「漫画を投稿しました」的なエントリが上がると思うので、その時には「ああ、そんな事言っていたな」くらいに思ってやってください。
というわけで、またいつかお会いしましょう。
ではでは。