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【芸能・社会】波瑠、モンスター母とバトル 13日スタートのNHKドラマ2017年1月4日 紙面から
女優の波瑠(25)がNHKドラマ「お母さん、娘をやめていいですか?」(13日スタート、金曜午後10時、全8回)に主演し、想像を超えた行動に出る母親に翻弄(ほんろう)される娘・美月を演じる。今、注目の若手女優が「美月に目に見える成長があると物語が成り立たず、もどかしさ、物足りなさばかり感じました」と自ら語るほどの難役に挑んでいる。 女子高教師の美月と母・顕子(斉藤由貴)は一番の親友であり、まるで恋人のような関係だったが、美月がある男と出会ったことでその関係は一変。暴走する顕子と、母の呪縛から逃れようとする美月。2人の間で激しい親子のバトルが−。 「モンスターホームドラマ」と銘打つだけあって、波瑠も「デートを監視するために娘についてくるのに、顕子は『私はここにいるの。見て』というぐらい華やかで。顕子は常識が通じず、絶対に普通じゃなくてゾッとします…」と明かす。 そんな顕子と対峙(たいじ)しながらも仕事や男性との出会いなどを通して成長していく美月だが、波瑠は「一歩踏み出したと思ったら、揺れて引き戻されて。その過程が演じていてすっきりしなくて」と役の難しさを振り返る。その上で「私が感じた物足りなさを美月も感じているのでは。見る方もそのもどかしさを感じてもらえれば」。 ドラマは名古屋放送局の制作で、撮影は昨年9月〜12月に名古屋市やその近郊で行われた。「あっという間にどこでどんな撮影をしているかが広まって。すぐ人がいっぱいになって、終わるころにはロケマップもできていました」。お気に入りになったのは名古屋港水族館。「3日間、早朝の撮影で貸し切り状態になって。海の生き物たちを独占できました!」 昨年は主演したNHK朝ドラ「あさが来た」の撮影を終えて春に大阪から東京に戻り、連ドラに2本出演。最後は名古屋で再び主演する連ドラの撮影と、目の回るような忙しさだった波瑠。「こんなに連ドラを続けてやらせてもらえたのは初めて。まだまだ課題はありますが、役に取り組む楽しさは感じられるようになりました」と手応えをつかんだ。 その一方で「おととしの夏から映画館に一度も行ってなくて…。以前は映画を見たり、ドライブに行ったりとすごくマイペースに生きていたのですが」と苦笑い。「今年はそんな時間も取り戻してインプットしながらお仕事に臨めたら。理想は理想で今年も忙しい日は続くと思いますが、ありがたいことです」と力を込めた。 <波瑠(はる)> 1991(平成3)年6月17日生まれ、東京都出身。2004年にスカウトされ芸能界入り。07年から雑誌「セブンティーン」の専属モデルに。14年に映画「がじまる食堂の恋」で長編映画単独初主演。15年度後期のNHK朝ドラ「あさが来た」に主演し、注目を集める。16年はフジ系ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」にも主演した。 PR情報
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