松山の正月は「飲んで休んで飲んで休んで」　米ツアー初戦きょう開幕

　【カパルア（米ハワイ州）テッド・ムース】ゴルフの米男子ツアー２０１７年初戦、トーナメント・オブ・チャンピオンズ（５〜８日、賞金総額６１０万ドル、優勝１２０万ドル）の開幕前日となる４日、日本から唯一出場する松山英樹（２４）＝レクサス＝は、会場のプランテーション・コース（７４５２ヤード、パー７３）でプロアマ戦に出場し、調整した。

　昨年は１０月から個人戦５戦４勝と絶好調で、世界ランキングは６位。１０月から始まった米ツアーの１６〜１７年シーズンではポイント、賞金ともランク１位で新年を迎えた。

　年末年始は日本で過ごし、元日に現地入り。オフは練習しておらず、本人は「調子はまだまだ」と言うが、ショットは安定。ほとんどフェアウエーを外さず、全てのホールでパーオンに成功した。ハワイとあって日本人ギャラリーも多く、プレー後は気さくにサインの求めに応じていた。

　この大会は昨年のツアー優勝者ら３２人だけが出場する。

　−オフはどう過ごした

　　松山　「何もしてないです。地元（愛媛）で父と１回ゴルフをした。高校の時もやったかな？　超久々で面白かったです」

　−今大会のコース状況は

　「グリーンの状態は良くないが、速く仕上がっている。（芝が）枯れている所も多い」

　−自身の調子は

　「パターが入らない。休みすぎましたね（笑）。ショットはいいというか、何とかできるかなという状態。ショートゲームはちょっと時間がかかるかなという感じ。１００ヤード位内がまだ全然うまくいってないんで」

　−１２月のオフはリフレッシュできたか

　「ゴルフのことを考えずにいたので、それはよかったかな。疲れもとれたし。酒ばっかし飲んでましたよ。何でも飲みます。飲んで休んで、飲んで休んで。お酌のトレーニングしていましたよ（笑）」

　−改めて今年の目標を

　「まあ、優勝できたらいいなと思いますね。何でもいいんで。メジャー優勝は頭にはありますが、とりあえず何かに優勝したい」

　−クラブを新しくしたのか

　「アイアンがちょっと古くなったんで変えたくらい。同じモデル。（メーカーから）渡されたものを使っています。ドライバーは（この大会では）ビッグバーサから変えない予定です」