蹴球探訪
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【大相撲】白鵬が伊勢ケ浜部屋へ出稽古 万全!4関取に14番全勝2017年1月6日 紙面から
史上1位の通算1047勝にあと39勝と迫る横綱白鵬(31)=宮城野=が5日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋に出稽古した。部屋の4関取相手に14番全勝だったが「負けている相手がいるから」と向上心を隠さず、大記録への足固めに励む。 全身を紅潮させ、笑顔が絶えなかった。稽古場の暖かさもあって「何か良いですね。冬は太るけど、いい汗をかいた」と、好調を確信したように何度もうなずいた。 ターゲットは横綱日馬富士ではなかった。大関照ノ富士と幕内宝富士とは昨年、いずれも2勝2敗。要因は「調子が良すぎたから」とはぐらかしたが、2人を立ち合いで圧倒して羽目板にたたきつけた。新十両照強には「(白まわし姿が)慣れない感じ。十両で暴れて存在感を出して」とエールを送る余裕も見せた。 初場所と春場所の目標に掲げたのは、12勝以上で優勝争いに絡むこと。場所直前まで出稽古先を探す横綱は「気持ちを抑えて、けがしない体をつくりたい」。万全の土台の上に、金字塔を打ち立てる。 (志村拓) ◆こちらも万全…日馬18番全勝日馬富士(伊勢ケ浜)は、部屋の関取衆を相手に18番取って全勝。横綱同士の稽古こそ、実現しなかったが「毎場所毎場所、全身全霊で」と1年のスタートに向け、仕上がりに納得の表情だった。昨年は休場せずに土俵に上がり続けたが、両肘や両膝にはサポーター、足首にはテーピングと故障との戦いが続く。「周りもみんな、けがをしているから」と強気を崩さず、立ち合いのスピードを武器に3場所ぶりの賜杯を目指す。 PR情報
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