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価格 |
1700円+税 |
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判型 |
四六判仮フランス装 |
ページ数 |
264ページ |
ISBNコード |
9784778315603 |
2017.1.31 |
編集部より
書籍の説明
それは、「かわいそう」でも、「たくましい」でもない。この本に登場する女性たちは、それぞれの人生のなかの、わずかな、どうしようもない選択肢のなかから、必死で最善を選んでいる。それは私たち他人にとっては、不利な道を自分で選んでいるようにしか見えないかもしれない。
上間陽子は診断しない。ただ話を聞く。今度は、私たちが上間陽子の話を聞く番だ。この街の、この国の夜は、こんなに暗い。
――岸政彦(社会学者)
沖縄の女性たちが暴力を受け、そこから逃げて、自分の居場所をつくりあげていくまでの記録。
目次
まえがき―沖縄に帰る 5
キャバ嬢になること 21
記念写真 57
カバンにドレスをつめこんで 93
病院の待合室で 139
あたらしい柔軟剤 あたらしい家族 169
さがさないよ さようなら 207
調査記録 252
あとがき 254
メディア掲載情報
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- 2017.01.04 『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』
- 新聞 東京新聞 - インタビュー
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著者のインタビューが掲載されています。
<包容社会 分断を超えて>(下) 暴力に苦しむ貧困女性
著者プロフィール
1972年、沖縄県生まれ。琉球大学教育学部研究科教授。専攻は教育学、生活指導の観点から主に非行少年少女の問題を研究。1990年代後半から2014年にかけて東京で、以降は沖縄で未成年の少女たちの調査・支援に携わる。共著に『若者と貧困』(明石書店)。本書が初めての単著となる。