韓国 慰安婦問題めぐる日韓合意 文書一部公開命じる判決
k10010831481_201701070616_201701070620.mp4
慰安婦問題をめぐる日本と韓国の合意について、韓国の市民団体が外交交渉の内容を記録した文書を公開するよう求めている裁判で、ソウルの行政裁判所は、一部を公開するよう韓国外務省に命じる判決を言い渡しました。韓国外務省は控訴するかどうか検討しています。
この裁判は、慰安婦問題をめぐり、日韓両政府がおととし12月に合意したことについて、韓国の弁護士らで作る団体が交渉過程を明らかにすべきだとして、韓国外務省に対し、交渉の内容を記録した文書を公開するよう求めているものです。
韓国メディアによりますと、6日、ソウルの行政裁判所は「慰安婦問題は、韓国国民全体にとって重要な事案だ」と指摘したうえで、「どのようにして合意に至ったのか、韓国国民は知る必要がある」などとして、韓国外務省に文書の一部を公開するよう命じる判決を言い渡しました。
韓国メディアによりますと、裁判所が公開するよう命じたのは、日韓の合意事項の中にある「軍の関与」という表現をめぐり、合意前に12回にわたって行われた両国の外務省局長協議で、どのような話し合いがあったのかを記録した文書などだということです。
韓国外務省は、控訴するかどうか検討しています。
韓国メディアによりますと、6日、ソウルの行政裁判所は「慰安婦問題は、韓国国民全体にとって重要な事案だ」と指摘したうえで、「どのようにして合意に至ったのか、韓国国民は知る必要がある」などとして、韓国外務省に文書の一部を公開するよう命じる判決を言い渡しました。
韓国メディアによりますと、裁判所が公開するよう命じたのは、日韓の合意事項の中にある「軍の関与」という表現をめぐり、合意前に12回にわたって行われた両国の外務省局長協議で、どのような話し合いがあったのかを記録した文書などだということです。
韓国外務省は、控訴するかどうか検討しています。