ＮＹダウ平均株価２万ドル目前に 取り引き時間中の最高値更新1月7日 4時06分

６日のニューヨーク株式市場は、トランプ次期大統領の経済政策への期待感などから買い注文が広がり、ダウ平均株価は取り引き時間中の最高値を更新して、大台の２万ドルの目前の１万９９９９ドルまで上昇しました。

６日のニューヨーク株式市場は、大幅な減税や規制緩和などを訴えるトランプ次期大統領の政策への期待感から、金融関連の銘柄などに買い注文が広がる展開になっています。

このため、ダウ平均株価は値上がりして、取り引き時間中の最高値を更新して１万９９９９ドル６３セントまで上昇し、大台の２万ドルの目前まで迫りました。

市場関係者は「６日発表された雇用統計で賃金の大幅な伸びが確認されたことなどから、アメリカ経済の先行きに前向きな見方が広がっている。ただ、期待だけで、さらに株価が上昇する状況にはなっておらず、トランプ氏の政策の具体的な内容を見極めるため、来週行われる予定の記者会見が注目されている」と話しています。