【RIZIN】瞬間最高視聴率“チャンピオン”は女王RENAだった

2017年1月6日20時31分  スポーツ報知
  • 勝ち名乗りを受けるRENA (C)RIZIN FF / Sachiko Hotaka

 大みそかにフジテレビ系で放送された総合格闘技RIZINの視聴率を追跡してみた。12月29、31日にさいたまスーパーアリーナで開催された「RIZIN FIGHTING WORLD GP 2016 無差別級トーナメント」の2日間計24試合をフジテレビは午後6時から5時間45分に試合順を変えて詰め込んだ異例の中継を行った。

 29日のメインは〇ミルコ・クロコップVSキング・モー●、31日のメインはトーナメント決勝の〇ミルコVSアミール・アリアックバリ●で、単なる興行ならば、両日ともメインの勝者・ミルコが文句なし王者だが、テレビマッチとしての視点では、やはり瞬間最高視聴率こそ“王座”と言えそう。

 その瞬間最高視聴率を記録したのは午後8時49分の10・9%(数字は、ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。この瞬間とは、31日の第8試合として行われたシュートボクシングの“ツヨカワ”クイーン、RENA(25)が、ハンナ・タイソン(24)=ポーランド=を左ミドル(三日月蹴り)でKO(3回2分47秒)した瞬間と符号する。ミルコの試合は番組終盤の午後11時以降に放送されており、男女から人気の高いRENAをゴールデンタイムのピークに配置した、番組サイドの思惑が的中したとも言える。

 9月25日大会の中継(ディレー)でも、興行のメインイベント(〇クロン・グレイシーVS所英男●)と順番を入れ替わる形で、RENAの試合(山本美憂に勝利)が番組のメイン(大トリ)を飾っており、その女王ぶりは大みそかの数字でも証明された形だ。(酒井 隆之)

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