オカダ・カズチカ「新日本プロレスはまだまだです」2017年の課題を明かす

2017年1月6日15時1分  スポーツ報知
  • IWGPヘビー級ベルトを肩にポーズを決めるオカダ・カズチカ

 4日に超満員の東京ドームで行われた新日本プロレス「戦国炎舞―KIZNA―presents WRESTLE KINGDOM 11 in TOKYO DOME」の勝者会見が6日、東京・中野の新日本プロレス本社で行われた。

 会見には、メーンイベントで46分45秒の大熱戦の末、強豪外国人レスラー、ケニー・オメガ(33)を撃破。2度目のIWGPヘビー級王座防衛に成功したオカダ・カズチカ(29)が登場。2日経過後も傷だらけの顔で「今まで激闘は何度もしてきたけど、初めての死闘だったと思います。死ぬかと思いました」と、長時間マッチを振り返った。

 世界に配信されたビッグマッチを見た米国、メキシコなどのレスラー仲間、関係者から「すごい試合だった」「身体は大丈夫か」という連絡が殺到したというオカダ。「いまだに首は痛いし、頭痛も。背中は切っているし、痛いところだらけ。でも、それがIWGPの戦いだと思っています。あの強いケニーとやったからこその世界からの反響だと思うし、世界に響く試合ができたんだなと思います」と、大きなアザの残る首をさする。

 前日5日の東京・後楽園ホール大会には、鈴木軍を率いる鈴木みのる(48)が2年ぶりに新日マットに乱入。自身に暴行を加えた上でIWGPベルトへの野心ものぞかせた。「(鈴木は)あんまり知らないですね。このベルトが欲しいんでしょうけど、この2年間でどんなに新日が変わったか教えてやりますよ。自分が新日背負ってますから」と、持参した伝統のIWGPベルトを肩にニヤリ。

 「他に新日のエースを名乗っている人もいるし、僕がエースという思いはないです。でも、新日は、まだまだだと思ってます。僕が先頭に立って、プロレスはこんなに面白い、新日は素晴らしいということを見せていけたらと思ってます」。新日最強にして人気NO1の男は、気合十分に言い切った。

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