仁川国際空港を出発しフィリピンのクラーク国際空港に向かっていたアシアナ航空707便が5日、済州空港に臨時着陸した。乗客166人と乗務員8人は全員無事だった。
アシアナ航空が5日に明らかにしたところによると、5日夜9時42分に仁川国際空港を出発した707便は離陸からおよそ1時間後、貨物室後方で火災が発生したことを知らせる警報システムが作動したため、済州空港に引き返し夜10時45分に臨時着陸した。着陸の際に乗客・乗務員にけがはなかった。アシアナ航空の関係者は「済州空港で機体を点検したところ、火災が発生した徴候はなかった」「警報システムに何らかの誤作動が発生したようだ」とコメントした。