それは、「かわいそう」でも、「たくましい」でもない。この本に登場する女性たちは、それぞれの人生のなかの、わずかな、どうしようもない選択肢のなかから、必死で最善を選んでいる。それは私たち他人にとっては、不利な道を自分で選んでいるようにしか見えないかもしれない。上間陽子は診断しない。ただ話を聞く。今度は、私たちが上間陽子の話を聞く番だ。
この街の、この国の夜は、こんなに暗い。
岸政彦(社会学者)
『 裸足で逃げる
沖縄の夜の街の少女たち 』
著: 上間陽子
表紙写真: 岡本尚文(『沖縄02 アメリカの夜』より)
搬入発売: 2017年1月31日
仕様: 四六判仮フランス装
予価: 1,700円+税
ISBN: 978-4-7783-1560-3
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一九七二年、沖縄県生まれ。琉球大学教育学部研究科教授。専攻は教育学、生活指導の観点から主に非行少年少女の問題を研究。一九九〇年代後半から二〇一四年にかけて東京で、以降は沖縄で未成年の少女たちの調査・支援に携わる。共著に『若者と貧困』(明石書店)。本書が初めての単著となる。
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