これが
スーパーで無料で貰える牛脂を庭の小枝にセット。餌の少ない冬場はこうしておくとメジロが集まってきます pic.twitter.com/qAta7439dj
— ブタ山ブタ男 (@butao_o_o) 2017年1月4日
こうなって
昨日の牛脂にせっかくメジロが来てくれたのに我が家のネコが…何でそんなどや顔なんや pic.twitter.com/3meJXwRxz3
— ブタ山ブタ男 (@butao_o_o) 2017年1月5日
こうなりました…
はいどーぞと言われても…後で庭に埋めるしかないな pic.twitter.com/mQlTRvXqDo
— ブタ山ブタ男 (@butao_o_o) 2017年1月5日
要約すると、メジロを呼び寄せようと庭の小枝に牛脂をセットしたら、我が家のネコが捕獲して飼い主である私への貢物として持ってきてしまった、というお話です。
捕まえて来た時まだメジロは生きていたのですが、鳥獣保護法という訳のわからん法律のせいでケガが回復するまで面倒を見ることも禁じられているため、止むなく息を引き取るのを待って庭に埋めました。
特にメジロは人気があり密猟や密売の盛んな野鳥で、定期的に逮捕者のニュースを聞くので、余計な疑いを掛けられないためにも仕方ない処置だったと思います。
ネコにとっては鳥獣保護法なんて人間が勝手に決めたことで、メジロが保護動物かどうかなど知ったことではありません。動物は動物のしきたりの中で生きていて、ネコにはこうやって定期的に飼い主に嬉しくないプレゼントを贈る本能が備わっているのです。
メジロが人気な訳は
上記のサイトで詳しく述べられていますが、要約すると「メジロの鳴き合わせ会」で優勝したメジロには数百万円もの高値が付くことも珍しくなく、その大会で優勝するため少しでも優秀なメジロを手に入れようと乱獲や密売が横行しているのです。
現在では鳴き合わせ会は禁止されていますが、いまだに愛好家は全国に数多く、毎年のように大会が摘発されてるのもかかわらず、闇に潜り開催されアンダーグラウンドになればなるほど賞金が高くなり、またその賞金を得ようと密猟が進むという悪循環に陥っているのです。
でも私は、禁止すれば禁止するほど余計にエスカレートするなら、いっそのことオープンに大人から子供まで純粋に鳴き声を楽しむ、高額賞金や闇のブローカーなどが入る余地もないような健全な会にすればいいのではないかと思うのです。
メジロの鳴き合わせは江戸時代から続いていて、私の祖父くらいの年代の人間なら割とポピュラーな道楽だったと聞きます。それはもはや文化の一部と言っても過言ではないでしょう。
そんな一つの文化風流にまで根付いたものを、鳥獣保護法とかいう人間が動物の都合も考えずに勝手に作った法のせいで、まるで悪事かのような扱いを受けるのは理不尽だと私は憤慨します。
私が一方的に愛読している「へそで茶をわかす」ブログでも取り上げられていますが、神代から続く神事を動物愛護団体が妨害するという暴挙が記された記事です。
このような歪な愛護心というか似非ヒューマニズムのせいで、人間が自然と共に生きていた時代の伝統や文化が否定され、味気ない物質的な世の中になってしまうのは、あまりに寂しくないかと私は嘆いてしまいます。
動物愛護って何なのだ
私は思うのですが、動物を愛護することと虐待することの線引きって何なんだろうか。
地域住民が細々楽しむメジロの鳴き合わせがダメで、日本最大の公営ギャンブルである競馬が問題ないのって矛盾していないだろうか。
メジロがよく鳴くように仕込まれるのが残酷なら、早く走れるように品種改良され日々厳しい調教を施され、時にはレースに勝つために薬物まで投与される競走馬の方が、よっぽど残酷な仕打ちを受けてるように私は思うのですが。
そんな事を言い始めたら「我々人間が毎日食べている牛や豚は可哀想ではないのか」というような小学生レベルの屁理屈でさえ、まかり通ってしまう気もしますが、生きとし生けるものを区別し、あれはダメこれはオッケーなどと勝手に法整備までして取り締まるなんて、まさに人間のエゴだと私は感じてしまいます。
人間ってそんなに偉いんかい
現在の地球上では人間が一番強い存在だから、動植物達を畜産や農業や品種改良などの名の下により美味しく効率的に生産できるように、彼ら本来のあるべき姿を都合の良いように変える事がまかり通っております。
「生きとし生ける者の命はみな平等」と「命ある物は他の命を奪わないと生きていけない」は完全に矛盾しており、誰もがその部分を見て見ぬフリしながら生きているんではないでしょうか。
もしもこの地球上に我々人間よりも優れた生命体が誕生したら、あっと言う間に支配されてしまい、現在の動植物同様にその優れた生命体の都合に合うように、男は肉体労働の道具にされ、女はより効率的に労働力を生む機械にされてしまうんじゃないでしょうか。
ブクブク太らされ食用に改良されてしまう事も充分考えられますし、もしかしてそんな日はもうそこまで来てるのかも知れませんね。
さらに乱獲が進むと、現在約73億人いる世界の人口も数人しかいなくなって、残された者の意志とは無関係に「絶滅する人間を守る会」なんて善意溢れる愛護者の手によって、手厚く守られる事になるでしょう。
妻とも死に別れてしまった後、数少ない人間の生き残りになった私が、見ず知らずの女性を充てがわれて「さあ、交配しなさい!種の保存のために!」なーんて言われて、科学者達に見守られながらセックスするのも悪くないかも知れませんね。
「動物園のブタ男君(42歳)に赤ちゃんが出来ました!名前募集中!」などと、夕方のニュースで明るい話題として紹介されるんでしょうか。
やっぱり愛やろ
冗談じゃない。
私はいくら人間最後の生き残りになって種の保存と言う大きな責任を担っても、絶対に好きでもない女となんてセックスしたくない。
人類がどうなろうと私の知った事じゃないし、ましてや他の高等な生き物のエゴを満たす為に、自分の意志と無関係な勃起なんて絶対にできない。
いくら暖かい温室で手厚く保護され、美味しいエサを与えられて可愛がられても私の貴重な精液は一滴も出せない。
たとえその女とセックスしない事で人類が滅びてしまい「使えないヤツだったぜ」と罵られても、最後まで私は大好きなAVを見ながらオナニーをしていたい。
どうやら歪んでるのは私の性癖のようだな。