どうも、ゴトーだ。
俺は三度の飯よりゲームが好きでな。
もちろんPlayStation4も好きなゲームハードだ。
さて今回は2016年11月に発売された「PlayStation4 Pro」と「PlayStation4 Slim」の違いについて詳細に解説していきたいと思う。
購入を迷っている方は、どちらを購入するべきかの参考になれば幸いだ。
「PlayStation4 Pro」と「PlayStation4 Slim」について
PlayStation4については今更説明するまでもないかもしれないが、2013年(日本では2014年)にソニー・インタラクティブ・エンタテインメントから発売された次世代型ゲーム機のこと。
発売時の価格は39,800円で、2015年12月に5000円値下げされて34,800円となったが、本体自体が大きく刷新されることはなかった。
そして2016年後半に、4K画質への対応を売りとした高性能モデルの「PS4 Pro」と、値段が安くなり本体サイズも一回り小さくなった「PS4 Slim」が発売されている。
これまでも本体が刷新されて小型化されることはあったが、上位モデルと現行モデルが併存することはなかったので、消費者はどちらを選べばよいのか選択しなければならなくなっている。
スペックを比較
まずはスペックがどのように変わったかを一覧で紹介している。
どのような違いになるのかが分からない方も多いと思うが、それは後ほど解説しているので、まずは流し見してもらえればと思う。
ちなみにPS4 Slimは現行機のことで、販売されている時は普通に「PlayStation4」と表記されている。
| PS4 Pro | PS4 Slim | 前のモデル | |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2016年11月10日 | 2016年9月15日 | 2015年6月24日 |
| 価格 | 44,980円 | HDD500GB: 29,980円 HDD1TB: 37,980円 |
HDD500GB: 34,800円 HDD1TB: 39,800円 |
| 最大画質 | 3840x2160 (4k) | 1920x1080 (フルHD) | 1920x1080 (フルHD) |
| CPU | AMD Jaguar 8コア 2.1GHz | AMD Jaguar 8コア 1.6GHz | AMD Jaguar 8コア 1.6GHz |
| GPU | 4.20 TFLOPS, AMD Radeon based graphics engine | 1.84 TFLOPS, AMD Radeon based graphics engine | 1.84 TFLOPS, AMD Radeon based graphics engine |
| メモリ | 8GB | 8GB | 8GB |
| HDD | 1TB | 500GB / 1TB | 500GB / 1TB |
| サイズ | 295mm×55mm×327mm | 265mm×39mm×288mm | 275mm×53mm×305mm |
| 重さ | 3.3kg | 2.1kg | 2.5kg |
| 消費電力 | 最大310W | 最大165W | 最大250W |
| 入出力 | Super-Speed USB (USB 3.1 Gen1) ポート×3 AUXポート×1 |
Super-Speed USB (USB 3.1 Gen1) ポート×2 AUXポート×1 |
Super-Speed USB (USB 3.0) ポート×2 AUXポート×1 |
| Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz, 5GHZ) | 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz, 5GHZ) | 802.11 b/g/n(2.4GHz) |
PS4 Slimについて
PS4 Slimは薄くなった新モデルということで、分かりやすく「Slim」と呼称されているが、購入する場合は「Slim」という文言ではないので注意。
前モデルからSlimに置き換わったという認識で良い。
なのでSlimについてそれほど深く知る必要はなく、サクッと解説していこう。
価格が安くなった
前モデルから価格が「34,800円→29,800円」と5000円値下がりしている。
これはHDDが500GBのもので、1TBのものは34,800円となっている。
小型化した
サイズがひと回り小さくなり、重さが「2.5kg→2.1kg」と20%弱ほど軽量化されている。
Wi-Fiが最新規格に対応
PS4はこれまでのハードと比べて格段にネットワークで重たいデータのやり取りをすることが増えているし、FPSなどのオンラインタイトルでは通信回線の速度はスコアに直結するので、有線接続はしなくとも速度を上げたいという人は多いのではないか。
Slim以降のモデルでは無線LANの最新規格である「11ac」というものに対応している。
これは従来の最速規格だった「11n」よりも約11.5倍ほど早く、最大通信速度が6.9Gbbpになっている。
ただしPS4 Slimにすれば無条件にWi-Fiが早くなるというわけでもなく、親機に当たるルーターが11acに対応していなければならない。
対応ルーターを所持していて、自宅の回線が十分に早い方はWi-Fi高速化の恩恵を受けられるはずだ。
PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB(CUH-2000AB01)
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2016/09/15
- メディア: Video Game
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PS4 Proについて
それでは本題に入り、PS4 Proの特徴を「4K解像度への対応」「本体性能の向上」「その他」という観点から説明していこう。
① 4K解像度への対応
近頃話題の「4K」というのは解像度が「3840x2160」のもので、横3840画素が大体4K(4000)ということで4Kと呼ばれている。
現在、一般の家庭に普及しているテレビは、フルHD(1920x1080)という解像度で、4KはフルHDよりも4倍の画素数を持つので、より繊細なグラフィック表現ができることになる。
これまでのPS4ではフルHDの解像度のみ出力することができなかったが、Proになって本体性能が向上したことで、4K解像度に対応している。
グラフィック性能が上がったのは喜ばしいことだが、少し面倒なことに全ての人がその恩恵を受けられるわけではない。
ネイティブ4Kかどうか
実は多くのソフトは4K解像度で描画されているわけではない。
4Kで描画しているものを「ネイティブ4K」、そうでないものは4Kに引き伸ばす「アップスケール」を行っている。
ソフトによってネイティブ対応はまちまちだが、最新のソフトの多くは「3200×1800」(1800p)で描画されており、それをProが4K画質にアップスケールすることになる。
ではアップスケールしたものはフルHDと変わらないのかというとそうでもなく、ネイティブ4Kと遜色のないグラフィックになっている(らしい)。
下の画像は「ライズ オブ ザ トゥームレイダー」の比較画像だが、左がアップスケールされた4K、右がネイティブ4K。
(出典: Rise of the Tomb Raider 4K Screenshot Comparison: Native Maxed PC vs PS4Pro)
アップにすると違いが分かるのだが、パッと見だとどちらがネイティブか分からないくらいになっている。
このようにネイティブ4Kでなくても、Proによって画質が向上するので、さして気にしなくて良いかもしれない。
4Kテレビかどうか
ここが一番大きな問題で、4Kのテレビやモニターを持っていなければ、4K解像度による恩恵を受けることができない。
多くの家庭では4Kテレビを保有していないので、Proによる4Kは対岸の火事なのが現状でもある。
ではフルHDのテレビだとProは全く意味が無いのかというと必ずしもそうではない。
それはProの性能が向上したことで、副次的な効果が生まれるからだ。
② 本体性能の向上
先ほどスペックの比較で記載したように、ProはCPU性能が約1.3倍、GPU性能が約2.3倍に向上している。
これによってソフトがより滑らかに動いたり、フルHDにテレビにもグラフィック向上の恩恵を受けることがある。
映像表現向上
「PS4 Pro ENHANCED」という映像表現を向上させるものがあって、これに対応しているものは、同じ解像度でもグラフィックが良くなるとのこと。
パワーアップされたPS4®Proの機能により、ゲーム体験が変わります。高精細、高画質、滑らかな描画、細やかな描き込みなど、PS4®Proがもたらすゲームの進化を体験できるでしょう。
(出典: http://www.jp.playstation.com/ps4/hardware/pro-list.html)
有力タイトルの多くでアップデートすることで対応されるが、もちろん対応されないソフトもある。
fpsの向上
これもソフトによって対応しているかどうかはまちまちなのだが、例えば上で紹介したトゥームレイダーだと、「Pro + フルHD」という組み合わせのときに60fpsで動作することができる。
(※fpsとは1秒おきに何枚の画像が表示されるかどうかの指標。多いほど滑らかに動く。)
これはどういう理由なのかとういと、トゥームレイダーはPro向けに以下の3つのオプションを用意しているため。
| fps | 画質 | 映像表現向上 |
|---|---|---|
| 30 | 4K | ✕ |
| 60 | フルHD | ✕ |
| 30 | フルHD | ◯ |
4Kテレビでなくても、60fpsのより滑らかな映像や、映像表現向上の恩恵を受けられる。
ただしこれもソフトによって対応しているものとしていないものがある。
フルHDにアップスケール
PS4の多くのソフトは1080pで描画されるが、バトルフィールドのような一部のタイトルでは900pで描画されている。その場合でもProではテレビの解像度に合わせてアップスケールしてくれるので、従来よりも綺麗に表示される。
③ その他
特筆するほどでもないけど、向上した点としては以下の通り。
4Kスクリーンショット
これまでプレイ画面のスクリーンショットは最大1080pだったが、4K画質に対応。
動画配信のクオリティ
PS4から各種動画サイトに生配信することができるが、その映像のクオリティがアップした。
| サービス | 解像度/fps |
|---|---|
| 従来 | 720p / 30fps |
| YouTube / DailyMotion | 1080p / 60fps |
| Twitch | 1080p / 30fps |
まとめ
- Proの最大のウリは4Kへの対応で、4Kテレビなら格段にグラフィックが向上する
- しかし一般家庭には4Kテレビが普及していない事情がある
- 一方で、フルHDでも映像表現やfps向上といった恩恵を受けられることがある
PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7000BB01)
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2016/11/10
- メディア: Video Game
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よくありそうな質問
2KテレビでもProを買うべき?
2Kテレビなら、コスパ的には素直にSlimを購入したほうが良いとは思う。
もっともこれまで紹介してきたように、2Kテレビでもメリットが無いわけではないので、皆さん自身の財布と相談して決めて欲しい。
Proの方がfps上がったらオンライン対戦だとズルくない?
通常版では30fps、Proでは60fpsというソフトも中にはあるが、ソニーから開発会社へ「なるべくオンライン対戦で有利不利が出ないように統一してほしい」という通達が届いているらしい。
それが拘束力を持つわけではないので、絶対にそうなっているとは言えないが、原則としてはそのような場合だと30fpsになっているとのこと。
持ってるソフトはネイティブ4Kなの?
映像表現を向上させる「PS4 Pro ENHANCED」に対応しているかどうかは、こちらの公式サイトを見れば分かる。
ただしネイディブ4Kかどうかは、各自プレイするタイトルで検索するなりして調べる必要がある。
一般の消費者にとっては敷居が高い行動だが、そういうものだと割り切るしかない。
VRは4K対応してるの?
PlayStation VRの最大解像度はフルHD(1080p)までなので、4Kには対応していない。
ただし映像表現向上やfps向上をさせることは可能なので、ソフトによっては恩恵があるかもしれない。
Slimは500GBと1TBどちらを購入するべき?
実はPS4はパッケージ版を購入しても、ゲームを始める前にゲームデータを全てインストールするので、がっつり容量を持っていかれてしまう。
容量はゲームによって変わるが、1本で平均40GBほど食われるので、たくさんゲームを遊ぶ人はすぐに容量がなくなってしまう。
また外付けHDDを装着してもインストールデータは保存できないので、HDD容量がなくなったら、自分でHDDを交換しなければならない。
そのため500GBあれば十分と思いきや案外そうではなく、1TBが望ましいことは多々ある。
コントローラーも新型なの?
9月にコントローラー(DUALSHOCKR4)が新しくなっているが、Slim・Proともに新型のコントローラーが同梱されている。
従来との違いは全面にライトバーがついていて、キャラクターの識別やHPが一目で分かること。
色々と分かり辛すぎない?
私もそう思う。
最後に
上位モデルと通常モデルが混在しており、なおかつソフトによって4K対応しているかどうかがまちまちだったり、2Kテレビにも微妙に恩恵があったりと、一般の消費者にとっては分かりづらい所が多かったので、少々長くなってしまったが全般的に説明させてもらった。
皆さんのお財布事情、4Kテレビの有無、画質への拘りなどから総合的にどちらを購入するかを決めてもらえればと思う。
PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB(CUH-2000AB01)
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2016/09/15
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PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7000BB01)
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