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東山動物園の池からウイルス

01月05日 18時56分

東山動物園の池からウイルス

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飼育していた鳥が鳥インフルエンザに感染した名古屋市の東山動物園で、環境省が園内の池の水を調べた結果、池の1つから高病原性のウイルスが検出されたことがわかりました。環境省は池の水を通じて園内の鳥に感染が広がった可能性もあるとしています。
名古屋市の東山動物園では、去年12月、10羽の鳥が鳥インフルエンザに感染しているのが確認され、環境省は感染ルートなどを検証するため、これらの鳥が飼育されていた「古代池」と「胡蝶池」と呼ばれる園内の2つの池について、水を採取して詳しく調べていました。
その結果、このうち「古代池」の水から「H5N6型」の高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。
「古代池」では、飼育されていた絶滅危惧種のシジュウカラガンなど7羽の感染が確認されていて、環境省は感染した鳥のふんなどが池の水に混入し、ほかの鳥がこの水を飲むなどして感染が広がった可能性もあるとしています。
一方の「胡蝶池」からは、ウイルスは検出されませんでした。
動物園では、2つの池について、去年12月下旬から消毒して水を抜く措置をとっていて、1月13日に予定している営業再開に影響はないとしています。

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