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三重銀と第三銀が経営統合検討

01月05日 18時56分

三重銀と第三銀が経営統合検討

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三重県に本店を置く三重銀行と第三銀行が経営基盤の強化をめざして経営統合を検討していることが明らかになりました。
関係者によりますと、三重県四日市市に本店を置く地方銀行の三重銀行と松阪市に本店を置く第二地方銀行の第三銀行は、経営統合を検討しているということです。
2行をあわせた総資産は3兆9000億円余りで、統合が実現すれば県内最大手の地方銀行、百五銀行に近づきます。
三重銀行は三重県北部が、第三銀行は南部が主な営業地域となっていて、統合によって相互に補完し合って経営基盤を強化する狙いがあるものと見られます。
これについて、三重銀行は「本件を含め、さまざまな経営上の検討を行っているが、現時点で決定した具体的な事実はない」とコメントしているほか、第三銀行も「さまざまな検討を行っているが決定した具体的な事実はない」とコメントしています。
地方銀行を巡っては、人口減少による市場の縮小や長期化する低金利で利益が出にくくなる中、熊本県の肥後銀行と鹿児島県の鹿児島銀行が経営統合して、九州フィナンシャルグループが発足するなど、経営基盤の強化に向け再編の動きが加速しています。

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