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豊橋 野鳥陽性反応で石灰配布

01月05日 12時26分

豊橋 野鳥陽性反応で石灰配布

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3日、愛知県豊橋市で見つかった野鳥のヒドリガモから簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出たことを受けて、豊橋市は感染拡大を防ごうと養鶏農家に消毒用の消石灰を配布しました。
豊橋市下条東町の川では、3日、野鳥のヒドリガモ1羽が死んでいるのが見つかり、県が簡易検査を行った結果、鳥インフルエンザの陽性反応が出ました。
これを受けて、豊橋市は感染拡大を防ごうと、消毒用の消石灰を市内に30あるすべての養鶏農家に、5日、緊急に配布しました。
配布場所のJAの施設では午前中から養鶏農家の人たちが次々に訪れ、車を消毒してもらったあと、職員から20キロの消石灰が入った袋を20袋ずつ受け取って車に載せていました。
消石灰を受け取った養鶏農家の男性は「養鶏農家は皆、緊張感が高まっています。感染防止の対策を徹底するしかありません」と話していました。
豊橋市農業支援課は「養鶏農家の方にはできる限りの対策をとってもらっています。地域全体として危機感を持って対応していきたい」と話していました。
愛知県はヒドリガモから採取した検体を4日、鳥取大学に送り、さらに詳しく調べてもらっています。
検査結果が分かるまでには1週間ほどかかるということです。

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