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高山 伝統の出初め式

01月05日 12時26分

高山 伝統の出初め式

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岐阜県高山市で、消防署員や消防団員がさまざまな隊列を組んで走る伝統の出初め式が行われました。
この出初め式は今の高山市が江戸幕府の直轄地だった約170年前、幕府の役人が地域の火消し組を集めて行ったのが始まりと伝えられています。
ことしは、市制施行80周年を記念して、消防署員や市内に10ある消防団の団員、計800人余りが参加し、まといの持ち手を先頭に会場の小学校の校庭に駆け足で入場しました。
続いて、「はしご登り」や、鐘やラッパを鳴らして隊列がすれ違う「入れ替え」、それに、中心のまといに向かって渦をまくように走る「舞い込み」などといった、伝統の型を披露しました。
5日の高山市は時折雪が舞う天気でしたが、消防団員たちは両手を挙げてすれ違い、「わっしょい、わっしょい」と勇ましい声を上げて走っていました。
ラッパを担当した消防団員は「ことし1年災害の無いことを祈り、心を込めてラッパを吹きました」と話していました。見学に訪れた女性は「そろいのはっぴ姿の消防団員が走って、とても勇壮でした。
平和で無事な年になると思います」と話していました。

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