５日未明、名古屋市南区で、去年１２月３０日に全焼した住宅の焼け跡から火が出て、隣の住宅の焼け跡にも燃え広がりました。警察は不審火の疑いもあるとみて調べています。
５日午前１時ごろ、名古屋市南区観音町の住宅の焼け跡から火が出ていると消防に通報がありました。
警察によりますと、この住宅はもともと木造２階建てで、去年１２月３０日、料理中に火が出て全焼し、この火事で隣の住宅１棟も全焼したほか、別の住宅の一部が焼けました。
５日未明の火事では木造２階建ての住宅の焼け跡から火が出て、隣の住宅２棟の焼け跡に再び燃え広がり、消防車１７台が出て、火は３時間半後に消し止められたということです。
けが人はいないということです。
周辺は住宅地で、警察は去年１２月の火事から時間がたって出火していることなどから、不審火の疑いもあるとみて詳しい状況を調べています。