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東海地方の“たこ”紹介
01月05日 09時54分
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東海地方に伝わるさまざまな色や形の「たこ」を紹介する展示会が愛知県江南市で行われています。
江南市の歴史民俗資料館では東海地方に伝わる「たこ」を紹介する展示会が行われていて、愛知、岐阜、静岡を中心に集められた50点の「たこ」が展示され、訪れた人を楽しませています。
せみやあぶなどの形で羽根を見立てた袖を持つ「袖凧」は裏側の竹の骨組みに曲がった竹を使っていて、複雑なデザインが魅力です。
戦国時代に敵の陣地の測量や通信手段として利用されていたといわれている「横須賀凧」のうち「べっかこう」という作品は舌を出した人がデザインされ、目が銀色で、風を受けるとくるくると回るようになっています。
このほかにも日本で唯一の左右非対称のたこといわれているものなどが展示されています。
江南市歴史民俗資料館の澤木誠治館長は「東海地方はたこ揚げが盛んなところなので、さまざまな材質や形のたこを楽しんでほしい」と話していました。
展示会は1月11日まで行われています。
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