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伊勢二見鳥羽ライン全線無料に
01月05日 09時54分
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三重県伊勢市と鳥羽市を結ぶ有料道路、伊勢二見鳥羽ラインが、ことし3月に全線で無料化されることになり、利便性の向上による地域活性化が期待されています。
伊勢二見鳥羽ラインは伊勢自動車道の伊勢インターチェンジから鳥羽市を結ぶ10キロ余りの道路で、このうち、4キロは普通車で最大200円の通行料金が必要です。
通行料金の収入で建設費の返済が終わる平成36年に無料化する予定でしたが、地元からは早期無料化の要望が出されていました。
このため、県と地元自治体が無料化に必要な約9億6000万円を分担することで7年前倒しして、春の行楽シーズンを前にした、ことし3月11日に無料化されることになりました。
去年の伊勢志摩サミットに続き、伊勢市では、ことし4月に全国菓子大博覧会が開かれることから、無料化による集客の増加も期待されています。
三重県道路企画課の山路哲生課長補佐は「無料化によって道路の使い勝手がよくなるので、観光客を増加させて地域の経済を活性化したい」と話しています。
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