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野鳥陽性反応でパトロール強化

01月04日 19時21分

野鳥陽性反応でパトロール強化

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鳥インフルエンザをめぐっては、3日、愛知県豊橋市で見つかった野鳥のヒドリガモから簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出ました。これを受けて、愛知県はカモが見つかった場所から半径10キロ圏内で野鳥に異常がないかパトロールを始めました。
このうち、豊橋市佐藤町の幸公園の池には、県の職員4人が訪れ、野鳥の様子を双眼鏡で観察したり、飛来する鳥の種類や数を確認したりしていました。
池の周辺を含めて、ユリカモメなど、約300羽の野鳥が確認されたということですが、弱ったり、死んだりした鳥は見つかっていないということです。
愛知県東三河総局環境保全課の天野高彦課長補佐は「全国各地で鳥インフルエンザが発生しているので異常がないか監視をしっかり行っていきたい」と話していました。
また、ヒドリガモが見つかった場所から10キロほど離れている豊橋市の豊橋総合動植物公園では、4日から車の出入り口すべてに消毒液を染み込ませたマットを設置しました。
豊橋総合動植物公園の瀧川直史事務長は「出来るかぎりの対策をとって感染を防ぎたい」と話しています。
一方、愛知県は、4日、野鳥が死んでいた場所から半径3キロ以内で鳥を飼育している農場に対し、立ち入り検査や注意喚起などを行った結果、鳥の健康状態に異常はなく、施設の管理なども適切だったと発表しました。
また、愛知県はヒドリガモから採取した検体を4日、鳥取大学に送り、さらに詳しく調べてもらっています。
検査結果が分かるまでには1週間ほどかかるということです。

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