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中電が電力需要で計算ミス
01月04日 19時04分
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中部電力が行った電力需要の計画と実績の計算にミスがあったことがわかり、このデータを元に算定される、新規の電力事業者と大手電力が電力を融通し合う際の料金に影響を与えた可能性があるとして謝罪しました。
電力の自由化に伴って大手電力会社と新たに参入した電力事業者は、安定供給のために電力をお互いに補う仕組みとなっています。
その際にお互いが支払う料金の算定の元となる電力需要の計画と実績について、中部電力は去年4月から10月までの間システムの不具合から、計算ミスをしていたということです。
このため、中部電力は今回のミスを経済産業省に報告するとともに、料金の形成に影響を与えた可能性があるとして、今後、詳しく調査するとしています。
会見した中部電力の松浦昌則副社長は「多数の関係者の皆様にご迷惑とご心配をおかけしていることをおわび申し上げます。今後は不適切な業務処理が発生することがないよう、システム改修やチェック体制の明確化などの再発防止策を講じたい」と述べました。
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