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尾鷲 魚市場で初競り

01月04日 12時28分

尾鷲 魚市場で初競り

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新年の仕事始めを迎え、漁業が盛んな三重県尾鷲市の魚市場で初競りが行われました。
尾鷲市の沿岸では、4日、ことし初めての漁が行われ、尾鷲港には午前7時頃にかけて大漁旗を掲げた漁船が戻ってきてワラサやカマスのほか、この時期としては珍しいカツオも水揚げされました。
この後、行われた初競りでは仲買人が希望する価格を書いた札を見せ、水揚げされたばかりの魚介類を次々に競り落としていました。
地元の漁協によりますと、尾鷲港で水揚げされた魚介類の販売額は、去年1年間で8億1600万円と、前年より1億円余り減少し、ピークだった昭和50年代の3分の1ほどにとどまっているということです。
尾鷲漁協の長野規一組合長は「組合員も減少し、魚の資源も少ないので、ことしも苦しい1年になると思いますが、マグロのはえなわ漁船が7月から新たに1隻操業する予定なので、これを生かして水揚げ量を確保したい」と話していました。

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