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鳥羽水族館が新種の甲殻類発見
01月04日 10時05分
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三重県の鳥羽水族館に搬入された魚の「えら」の中から新種の甲殻類が発見され、水族館で標本が展示されています。
鳥羽水族館で展示されているのは新種の甲殻類、トリカジカエラモグリの標本です。
三重県尾鷲市沖の海底で、おととし捕獲され、水族館に搬入された魚、トリカジカの「えら」の中に5匹の甲殻類が寄生しているのを飼育員が見つけました。
これまでに報告されている甲殻類と特徴が異なっていたため、水族館が神奈川県と兵庫県の研究者と共同で研究を進めた結果、新種の甲殻類と分かったということです。
発見した鳥羽水族館の森滝丈也飼育員は「身近な魚に寄生している甲殻類ですが、たくさん種類がいるので、まだまだ新種が見つかる可能性があることを知ってもらいたい」と話していました。
トリカジカエラモグリの標本は、同じく甲殻類で人気者のダイオウグソクムシも展示されている鳥羽水族館の「へんな生きもの研究所」で見ることができます。
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