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ゴッホとゴーギャン展 始まる
01月04日 10時05分
19世紀末に活躍し、互いに影響を与え合ったことで知られる2人の画家、ゴッホとゴーギャンの作品展が、3日から名古屋市で始まりました。
会場の名古屋市東区の愛知県美術館には、ヨーロッパの美術館に所蔵されているゴッホとゴーギャンの油絵など64点が展示されています。
ゴッホの「ゴーギャンの椅子」は、2人が、一時、共同生活をしていた際にゴーギャンが使っていたイスを描いたものです。ゴッホの特徴である写実的な表現を基本にしつつ、ろうそくや本が想像をもとに描かれ、ゴーギャンの表現手法も取り入れられています。
ゴーギャンの「肘掛け椅子のひまわり」という晩年の作品は、ゴッホが好んだひまわりを描いたもので、仲違いしたあともゴーギャンがゴッホに親しみを感じていたことが伺われます。
3日は初日とあって、大勢の人が訪れ、人気の高い2人の作品を鑑賞していました。
愛知県美術館の森美樹学芸員は、「友人関係にあった著名な2人の画家ですが、表現の違いに注目してほしい」と話しています。
ゴッホとゴーギャン展は3月20日まで開かれます。
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